...とある老人である私は馴染みある中古の玩具屋に向かい、いつも通りお気に入りのコレクションとなるものを漁っていた...。
そこで私が購入したのが、廃材に捨ててあった学習式お手伝い人型ロボット"リンカ"だった...。
これは私の余生で幸福な瞬間の記録と、かつて彼に心を与えられた"私"の物語...。
ほとんど衰退した都市から片隅の地から誰にも知られていない私たちの記録、リンカ自身が感じていた幸福な瞬間を散りばめた記録...。
...叶うならもう一度あの時を...。
人間ととあるロボットが描くほのぼのヒューマンドラマ...、近未来の衰退した都市で誰も知らない物語...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 15:46:15
21500文字
会話率:23%