座敷童の少女と化け狐の青年が織りなす、四季折りの物語。
人によって奪われた居場所を求めて、二人は共に暮らし始める。
唯一、誰にも認知されなくなったアヤカシを見ることができる住職さんとともに、
平和な生活を送る二人だったが…。
更新頻度は、
一週間に二回。月曜日と金曜日の投稿となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 12:37:01
36325文字
会話率:54%
悠久の日々よ、永久に。
夏になると、あの線路の脇に、電車に轢かれた子供が赤い西陣織の着物で舞っている。
お寺は、蝉の声がシャワシャワと。
お賽銭匣の影に祟りという文字が浮かんで。
季節は巡り、またこの季節。
待っていたよ、とあの神社の階段で
彼が微笑む。
狐の青年が、夏祭りの夕暮れ時に、現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 17:33:34
557文字
会話率:0%
久遠のあの日へ…
見知らぬ人が振り返り、過去へと思いを馳せる、徒然なるままに。
最終更新:2020-11-27 13:41:49
681文字
会話率:0%
舞台はあなたの知っている現代と似ているけれどどこか違う、人間とそうでない者――《異形の者》が暮らす世界。その世界では《異形の者》と対峙する者を《探偵》と呼んでいた。主人公は《探偵》の少女、御守夜子。夜子はある日、気乗りしない依頼を受けること
になったのだが――。寝耳に水の婚約話、どこか胡散臭い協力者の妖狐の青年の登場など、事件解決までにはひと波乱ありそうで――!?/毎日更新/「探偵とジョーカーのパソドブレ」と同じ世界観(本作は単体で読めます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 20:00:00
140164文字
会話率:44%
「君を赦すよ……」――清家澪の高校一年生の夏、とある青年に出逢い、自分が狐の霊を宿す狐憑きだと知る。澪は狐の霊を自分の体から追い出すため、妖怪達の住む世界へと赴く。そこで、天狗の少女や狐の青年との出逢い、初めての恋、暗殺者との闘い、命懸けの
冒険を体験する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-01 18:28:01
5884文字
会話率:38%