量子論的コンセプトの応用で、引きこもり状態から脱皮する事の出来た僕の体験談。
最終更新:2025-06-29 15:00:53
1676文字
会話率:0%
「科学的手法に依れば、ほとんどの魔法陣は解析が可能です。
宗教魔術なら宗教の専門家しか、呪文なら呪文の専門家しか解読できない、そういう幻想は捨ててよろしい。知識は必要ありません。
要はパラメタフィッティングの問題でしかなく、多項式モデル
を仮定してパラメタを合わせていくことで魔法陣モデルを得ることが出来ます。
状態空間記述のA行列の極をとれば魔法陣モデルの動作特異点も予想できます」
エリート魔術師、クビになる。
頭はいいが研究でやらかしすぎてしまった『朱の魔術師:アルフレート』。現代物理学とソフトウェア開発が得意な彼は、それ故に魔術協会から解雇されてしまう。
クビってマジか、これからどうしようかと考えていたのもつかの間、「ハロー、パパ。パパが死ぬ未来を変えにきたの」と娘がやってくる。未来からやってきた? 死ぬ未来? 話に全く付いていけないが、とりあえず死にたくはない――。
異世界で起きるSFチックなファンタジー。
※この小説は投稿サイト『ハーメルン』でも掲載されております。
http://novel.syosetu.org/57306/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-05 00:39:27
245529文字
会話率:37%