犯罪を侵す未来を持つ『犯罪因子者』を収容する為の施設『奈落』。ここに堕とされた者は、悪魔達によって殺される運命。人間には抗う術も、逃げる術も無い。だが、奈落にはたった一つの大きな光があった。悪魔達を恐怖させ、絶望に飲まれる人間を救う存在。
その者の名は、天埼煌太。通称、奈落の断罪王。彼が振るう断罪の太刀は、如何なる悪も許さない。それが例え、神であっても…。苦しむ者達の為に、煌太は戦い続ける。耐え難い現実に直面しようとも、大切な命が奪われようとも、許されざる全てを断罪するまで…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-15 15:18:23
136586文字
会話率:46%
2036年犯罪因子を収容所に入れる世界で起きた反乱はどうなるのか…
最終更新:2016-09-27 21:22:43
1637文字
会話率:2%
かつて、世界一の栄華を誇った国が、一瞬で灰塵と化した__。 後に言う、未曾有の人災〈灰の春〉である。
あれから12年後。
亡国の人々は、新天地、ルウエル・ヴァスカチルカ連邦(通称RV)領土内に〈理想郷メトロポリス〉を創り上げ、かつての栄光を取り戻そうとしていた。 だが、理想郷に「害を及ぼす」とされた下級民は、政府の「目障り」として区域外に追放される。そうして形成されたスラムや裏の社会では次第に犯罪が蔓延り、上流社会にまで影響を及ぼしていた。 ……メトロポリス政府直属の極秘機関に雇われた少女クロウは犯罪因子を抹殺する処理屋として、裏社会で暗躍していた。17歳という若さで機関の実力トップを誇り、「死神」の異名を持つ孤高の彼女は、理想郷とは程遠い現実にどこか違和感を感じていたが、口には出せず、ただ上の命令に従って処理する日常を送っていた。 ある日、RV政府本部の極秘機関に所属する変わり者の青年アルとの出会いによって、彼女の運命は大きく変わることになる___。 少女クロウと青年アルは戦いと陰謀の果てに何を見るのか。 近未来アクション、ここに開幕。
※アルファポリス様でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-22 21:31:35
2016文字
会話率:14%
【人の未来を透視するシステム】
それは遺伝子検査による犯罪因子を割り出し、凶悪な犯罪を未然に防ぐ為に生まれた犯罪制御システムの事である。
システムを携えて設立された機関、世界規制保安局=通称RSAは一国を中心とし、世界中に広がりをみせた。犯
罪者予備軍に規制をかける事で、世界中にかつてない程の平和が訪れ、民衆は不安や恐怖からの自由を得た。
誰もがシステムに守られる世界で、それらを守る為に生きることを選択した、平和を望む人間たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-29 00:44:37
6403文字
会話率:45%