貴方は、《それ》を感じた事はありますか?
《それ》に気付いたのは数週間前からだった。
何時何処にいても感じる。纏わりつき体の隅々まで侵される感覚。逃げたいのに逃げられない。
少しずつ《それ》に日常が壊されていく日々。
そして...。
「見ぃ~つけた。」
俺は、どうすれば良かったのだろう...。
(注)作品内容に残虐行為・暴力行為・グロ表現等が使われていますので苦手な方や気分の悪くなる方は閲覧をお控えください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-09 12:53:12
17222文字
会話率:21%
登校中に恋をした。沢山の人がする恋。女子高生の高木 彩、イコール私がした恋もその中の一人だった。だが、私のした恋は普通ではなかった。音。顔も名前も知らない王子様が弓を弾く音に恋をした。そして、その恋のお相手を友人の加奈と探すこととなる。中々
見つからない音の持ち主。しかし、意外なところで出会うこととなった。また、別のところで恋をした一人には親友の加奈もいた。加奈は私と違って明るく可愛い。そんな加奈も恋をすることになる。お相手は弓道部の先生。先生と生徒の恋はどのように絡み合い、解決するのか。そして、突如現れるもう一人の女性、千夏。彼女も恋する一人だった。三人の女性が絡み合う人の輪。皆が皆、特殊な恋心を持ってそれについて考えている。そんな不可思議な恋心を比べたくないのに人と比べてしまう気持ち。普通じゃないのに普通だと思いこむ気持ち。不安の種は尽きない。それでも恋をする人々。比較しろと云わんばかりに人との関係は日々動いてゆく。偶数にならない五人の結末はどうなるのか。この世界の現実は九〇パーセントの常識と、一〇パーセントの不可思議によってできている。そんな小説(ファンタジー)と現実の物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-02-10 00:09:18
8273文字
会話率:35%