深い暗闇の底で眠り続ける。数々の戦いの記憶、託された勝利への願いを胸に抱きながら。勝てなかった、終わってしまった戦い。失われたたくさんの命……。
どのくら長くそうしていたのか。突然目の前に現れた光に、燻っていた想いが溢れ始める。
「私」は
一体誰なのか? 想像しながら読んでみてください。
この作品はエブリスタにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 13:16:14
859文字
会話率:0%
『三崎裕哉が喫茶店でバイトしている』 週末の午後、沙希と裕哉が客と店員という立場とはいえ穏やかで優しい時間を過ごすようになって数ヶ月。学校で流れた噂が切っ掛けとなり、店は連日のように女子高生が溢れかえるようになった。元の物静かな雰囲気はなく
なり、とても賑やかになった店内。お互いの唯一の接点であった店の変化に、沙希も裕哉も戸惑う。はたして、離れてしまった二人の両片想いは実るのだろうか。
※以前に書いた短編「my favorite」と「I'm interested」の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-29 21:06:43
30861文字
会話率:42%