太平洋の孤島、エドレア。人類が一度洗い流された現代。僅かに残った人間達は、旧時代の技術をサルベージして暮らす人々。孤島に住む少女アンネは、胸騒ぎを感じて目を覚ます。満点の星空の中、孤島の森へ落ちていく星を目にする。明くる日、隕石が落ちた森
へと向かうアンネ。
そこには、地面に突き刺さっている黒と赤が入り交じった物体を発見。その物体は、任務の為この孤島に近づいた人型決戦兵器ファントム。そうとも知らない彼女は、思わず近づく、アンネ。その時、孤島を支配している政府が調査の為やってくる。続々とやってくる政府の研究者と軍人。孤島は、他国によって支配されている為ここで見つかってはいけない。隠れようとした彼女は、足を滑らせ物体に接触。入り口が生成され、アンネは物体の中へ。
目を覚まして、最初に見たのは、自身を覗く機械的な目。少女が驚き、跳ねるように起き上がった事で、球体の機械は宙に浮かび、彼女の周りを一周。少女と機械。機械の個体名、バーガンディによれば彼の相棒であるサイボーグ。ゆかりを治す為に、アンネの力を貸して欲しいと言う。話を聞けば、バーガンディは機械生命体であり、旧時代に多大な戦果を残した人型決戦兵器だという。
彼は、伴侶であるサイボーグ。ゆかりを治す為、エドレアに存在する基地へと侵入して欲しいと抵抗をするが、バーガンディによれば、彼らを狙う者は多く。今外に出れば、彼らと同じ扱いを受けると断言。少女は渋々、バーガンディの補助を受けながら基地へと侵入する事を決断。
バーガンディの力を借りながら、巡回する兵士から隠れながらバーガンディが求める「マナ」と呼ばれる機械を盗み出す直前。基地長である、蟹沢によってアンネとバーガンディは窮地に陥る。少女は拘束され、人々によって避難される。が、そこに基地に収容されていた人型決戦兵器が起動。
動揺する人々の中、彼女は「マナ」を人型決戦兵器へと渡そうと試みる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 20:44:43
4824文字
会話率:63%
廃ビルで自殺を試みた主人公秋内要は意識不明となりふざけた格好の神様によってチートになり魔王達を倒すため異世界転移する。
だが、転移先は木の中だった。
魔法が使えることがわかるが?
無事に要は魔王達を倒し、物体の外に出れるのか・・・。
最終更新:2021-02-21 13:50:31
3017文字
会話率:56%
宇宙という生命の神秘の中、一つの星の文明がこの世から去った。いまだ光り輝くその巨星の残骸は、美しく宇宙に広がっていく。
アンドロメダ銀河、その中に存在する太陽系の中に存在する、地球。地球には、多くの文化があり、魔術があり...そして、大き
く二つに分けられる勢力戦争がある。その中での生活は、厳しいものでもあり、豊かなものでもあり、されど幸せそうに暮らす人々であふれていた。その中に、星を観測し、星を基盤にした魔術を生み出す魔術師たちがいた。それがギルド「星屑の魔術師たち」彼らは、ある惑星の最期の地点と、振ってきた隕石とも違う謎の物体の中に含まれていた、記憶装置の中の情報が酷似していることに気が付く。そして、魔術師たちの一人の少女が連れてきた謎の少年との出会いが、物語を暗闇に引きずり込む折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-15 12:00:00
10699文字
会話率:12%