あらすじ:父がメキシコ送りになって、母が実家に帰って十年。この家は七歳の僕と二歳の妹しかいなくなってしまった。だけどそれだけでよかった二人さえいればあまり周りがどうなろうと構わなかった。
だけどある日僕らの日常は少しだけ壊れてしまった。 僕は、僕らはもう一度あの家に戻るんだ。妹と二人で暮らした日常へ帰るんだ。そのために、僕はどんなことだってやって見せる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-21 17:18:07
30888文字
会話率:54%
「……私と……一緒に冒険に行ってくださいっ」 何の冗談か、こんな年端もいかない処女が俺に向かって、そう言った。相手はエフェクトラ山のマザードラゴン、風を操る飛び
トカゲどもの主。ただ俺自身、そんな奴らに興味があったわけではない、ただ風の冷たさと雲の高さに惹かれ、空の青さを追いかけ、俺は彼女と共に飛行船に乗った。たった二人きりの、戦いだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-18 23:30:34
22953文字
会話率:42%
お前が一緒にいた。彼女と出会った日も、彼女と遊んだ日も。お前はずっと傍にいてくれた。 お前は僕の友達だった。
最終更新:2012-01-14 22:17:34
3629文字
会話率:5%