4年前、私は王都で銀髪に茜色の瞳を持つ美しい騎士であり、侯爵家次男でもあるレオナルド・ヴェルモート様に出会い恋をした。でも、私と住む世界が違いすぎて好きになる事さえ許されないと知っていたから、2年前、王都を離れる際に、彼への想いを忘れる事に
決めたのだ。なのに今、彼は私の目の前にいる。人付き合いが苦手で、常に不機嫌そうな顔の彼…それなのに美しいなんて、美形って羨ましい。たまにかけてくれる優しい言葉も破壊力抜群!離れていても忘れられなかったのに、こんな近くにいる彼を忘れることができるのか不安だ。でも、忘れなくちゃ!もうこれ以上無意識に私を魅了しないで!!様々な人の想いや国の思惑に振り回されながら、彼への想いと向き合う女性のお話。
※『神がつくりし世界で』に出てくる主人公達のその後のお話ですが、読んでいなくてもわかるように書いております。
【本編、番外編完結いたしました】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-02 00:00:00
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会話率:57%