「す、好きじゃないけど会長よりは叶のことを好きな自信あるよ! 小春の方が叶といた時間は長いんだから」
「私の何を知ってそう言ってるのかは分かりませんが、私もあなたに負けている気は一切しませんよ?」
ツンデレな幼馴染の小春と、クーデレな生徒
会長の一華。そして嫉妬と羨望の眼差しを受けるのは主人公の静月叶。
「――なぁ二人とも、もしかして俺のことが好きなのか?」
「なわけないでしょ!!」
「誰があなたみたいな凡人を」
「ですよねー……」
この男を巡り、二人の美少女は今日も無自覚にデレ強めで張り合う。
これは、そんな現実主義者の叶と不器用な二人の美少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-20 01:20:16
5909文字
会話率:50%