数年前突如起きた災害によって、幾人もの子供が親を失った。国によって作られた法律でその子供達は生活に苦労しないようになったが、だがその代わり、子供達は一度夢を失った。
高校三年生の少年《一之瀬真》も、そんな子供達の一人だった。彼は新たなる目的
と夢を探すための特別学校に通うが、それでもなお、それは見つからなかった。
――そんなある日、彼の目の前に《赤い門》が現れる。
少年は、その先に幻想を見る。
なにかおかしいところとか分かりづらいところとかあったら、教えてもらえると幸いです。
不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-21 07:00:00
26640文字
会話率:30%