都会で無双中の戦士を若くして辞し自殺まで考えたヤミ期の女戦士が、道に迷った末偶然たどり着いた辺境にて一年後に現れる強大な敵に対抗しうるため、一年で魔法専門学校(通称…魔専)においては底辺レベルほどの実力しか無い連中を、一流戦士レベル(もしく
はそれ以上)に引きあげていく···
しかし引き上げてやるにも、彼らもわたしも自分の村の周りの空間の生態系もレベルもわからないままであり、取り敢えず奥へ奥へと分け入っていくうちにこの森の不可解さと異常性を知る··
主人公プロフィールー
わたしは三年前まで傑出した才能を持つ戦士のみが加盟を許される「魔王討伐パーティー」に所属し、戦士時代は魔物相手に無双していた。
しかし戦士そのものが急速な科学技術の向上により最新鋭の軍隊に職を奪われ、徐々に戦士は迫害されていくようになる。
こうして首都にも辺りの自治都市にすらも居場所を失ったわたしは、目的地が見えなくなった末に道に迷い通称「この世とあの世の狭間」という異常区域へ侵入してしまう。
自殺願望を胸に抱きながら異常区域を彷徨う末にこの異常区域を生活空間とする村人と出会い、わたしは悩んだ挙げ句に魔法教師として年も性別も様々な人間達相手に腕を振るうこととなる。しかしこの場所はわたしにとってはとても無双とは程遠い場所であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 12:00:00
25727文字
会話率:36%
人の領域と魔の領域の狭間の町ユナグール。
治癒魔法使いヘーゲル医師宅の居候トーコは十四歳。魔の領域への入域管理ギルドの構成員を目指して魔法修行に励む日々。
ヘーゲル医師の勧めで、ベテラン薬草採りのベアについて魔の領域へ足を踏み入れたトーコは
、庶民の食卓の友角ウサギにすごまれ、クモに腰を抜かし、依頼の薬草は見つけられず。
それでもめげない元気少女の魔の領域満喫ライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-26 00:00:00
891133文字
会話率:67%