その村には、毎年一人ずつ娘が神の花嫁として捧げられるという風習があった。儀式が行われるのは、豊穣祭のあと。祭壇に上った娘は、神の化身である炎に焼かれる。その時に上げた花嫁の悲鳴は、その後一年の村の指針を示す神託として村人を支えていた。
苦痛
の果て、花嫁は神の元へ辿り着く。花嫁を迎えたのは、神と呼ばれる一族の末裔のヴェンリアだった。花嫁はヴェンリアや彼女と生活を共にする者たちと暮らすうち、彼女の知られざる苦痛を共有していく。
※稀にグロシーンがあります。まえがきにて注意書きをしますので、苦手な方はお気を付けください。
※アルファポリスにて同じ作品を投稿しています。
※架空の世界から別の架空の世界への転生モノです。チート、成り上がり等の要素はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-08 23:16:25
52676文字
会話率:32%
みてみんにて活動なさっている方に絵を描いていただき、そこに私が小説を付けさせていただくという企画の短編小説です。
うさぎサボテン様(http://7822.mitemin.net/)のイラストに小説を付けさせて頂きました。
最終更新:2015-02-07 16:27:40
2786文字
会話率:36%