ラインハルト・クロスナイトは、10歳の誕生日パーティーで、宮廷占い師の予言によると、五年後勇者になると分かった。
しかし同時に、彼は前世の記憶が蘇る。彼は普通の高校生、吉村晴斗だった。
そして今の自分、ラインハルトは、彼の愛読書「補助魔法し
か使えないロクでもない魔法使い、最強パーティーに追放されたが。実は最強につき、ハーレムを作った。」の人物だった。
彼こそ、主人公を追放し、何度も主人公に木っ端微塵に倒され、最後国王に「魔王が自分が殺った」と大嘘がバレて、死刑で無残な死を。
そんな運命を回避するために、ラインハルトはこれから必死に頑張る。
「先ずは、ちゃんとした人間になろう。」
自惚れで、主役への態度が酷くて、女癖の悪い悪役勇者だったが。死ぬ運命が免れなくとも、せめて、良い奴のままで死にたい。
占い師からの予言道具と、前世にある小説の知識による人生サバイバルがここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-23 22:18:40
49803文字
会話率:30%