これは世界の過去の話......いいや、裏の話とでも言っておこうか。
この世界は5つの島で構成されている。
北の【白夜の幽冥】
南の【雪月花の現】
東の【黄昏の玲瓏】
西の【明鏡止水】
そして中央に位置する【皇の灯】
この世界の創始者、
"ピエロ"
何故この世界を作ったのかは分からない。
今のこの世界は産業も文明も発展している。
ピエロはどこかで傍観者として眺めるだけ。
20××年、1月1日、午前6時
目覚める。悪にも善にもなるとある少年が…
記憶のない少年。
子供同然の性格、行動。何故…?
不思議なことばかりする、何がしたいのかも分からない。 ただわかるのは、彼がこの世界にいることに違和感があり、何故か"この時代にはない、未来を言っているような発言"をする。
記憶の欠片を追い、本当の自分を探し出す。
だがそんなに簡単ではない、むしろ厳しい。
とある少年のことはピエロも知っている。
彼に興味があるのだろうか。
目的さえも分からない。
ちなみにこの世界を統べるのは神から選ばれた皇様
皇様は神に最も近い存在。
とある少年は記憶を探すため、学校に通う。
創術総合高等学校…
3つの寮に分かれている。
赫、靑、希…
それぞれの寮には特徴がある。
それは本編にて■■■が説明するだろう。
そしてこの世界にも当たり前の常識がある。
それは仮面だ。
仮面とは人間の心を守るための盾のようなものだ。
破壊されたらその人間は死に至るだろう。
『純白』、『漆黒』、『混沌』この3つだ。
純白の仮面は"善"を意味する。
漆黒の仮面は"悪"を意味する。
どちらとも10万人に1人いるとされている。
混沌の仮面は一般人に最も多い仮面であり、暴走の仮面とも呼ばれる。
一般人は心を左右されやすく、"化け物"に変身してしまう。止める方法はあの学校が教えてくれる。
暴走を止めるのが任務でもある学校だからな。
長くなってしまったが、この世界の常識の仮面と、皇様、島の名前くらいは覚えた方が今後分かりやすくなるかもしれんな。
ここまで語ったのはお前さんだけだ。俺の名前か?
俺は■■の店の■■■■■■だよ。
ほら早く世界を見てこい。狂う前に…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 16:24:27
741文字
会話率:34%
羊飼いの少年セウサが謎の仮面を拾ってきたことから、世界は豹変する。
眼や口の動きに合わせて変形する、皮膚に密着しているような奇妙な仮面。
虐待をつづけていたセウサの父親は、仮面にそなえられた能力を、身を持って知ることになった。
強力な精神
支配。動くな、眠れ、笑え、心に思っただけで、瞬時に支配が行われる。
仮面のチカラを借りて長年つづいていた戦争を終わらせたセウサだったが、平和は訪れず、違った形で混乱はつづく。
セウサの没後から数十年。
仮面はひそかに、増殖をつづけていたのだ。形も色も違うさまざまな仮面。
ひとり、またひとりと、頭にかぶせていく。そしてさらに、仮面の新たな能力が発覚した。
仮面を被った者同士では、精神支配が出来ない。
仮面には、個々の特殊な能力が宿っている。
精神支配を免れるために、全人類が仮面を被るのは、必然的な帰結だった。
三又の矛(みつまたのほこ)という集団が世界統一に乗り出したときから、戦乱の時代が幕を開ける。
母親を殺されたカオスとメテア。
ふたりは、仲間を集めながら、平和を取り戻すための旅に出る。
――仮面に隠された、おそろしい謎を知らずに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-11 21:11:35
99271文字
会話率:43%