町工場の倅、海賊の姫になる──
戦国時代、紀伊熊野。
古来より栄華を誇った熊野海賊衆が一角、安宅家に一人の姫が生まれた。
明朗闊達、傍若無人。
家中の者からは手を焼かれ、領民からは愛された姫には、一つの秘密があった。
「や
っぱ戦国時代だよなぁ、ここって……何が起こってんだ?」
しがない町工場の倅だったはずの彼は、気が付くと幼い少女に転生していた。
周囲にいるのは、見知らぬ人々。
今まで積み上げてきたものも、本当の家族も失い、惑う彼は異変に気付く。
石鹸、風車、揚水ポンプ。この時代の日本には存在しないはずの技術の数々。
他の転生者たちの存在が、歴史に波乱を巻き起こす。
──そして、彼らは知るだろう。
自分たちが、この時代へやってきた意味を。為すべきことを。果たすべき責任を。
己が使命を自覚したとき、彼らの物語は動き出す。
それが正しき道かもわからぬまま、彼らは今日を生きていく──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-18 12:00:00
380166文字
会話率:35%
とある漁村に転生した何某がユウという新たな名を得て、自分勝手に生きていき海賊という集団を作り上げてしまう。立ち位置的にはリーダーではなく参謀みたいな役割。文明の利器から掛け離れた生活をすることになればどうなるんだろうか?という考えから書き始
めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 01:00:00
18227文字
会話率:50%
桃太郎物語はなぜ生まれたのか。
その当時の時代の考察も行いつつ、架空の生き物、鬼という妖しを倒すことができたももたろうという人物に迫ります。
最終更新:2016-11-09 12:21:13
20950文字
会話率:55%