父とともに家業の歌をのぞまれ、芸術を生業とする小皇国レガートから南の大国セフュラへと招かれた少女エウルナリア。
セフュラ王は、父と仲のよい学友でもあったため、夏のそれは毎年の恒例行事でもあった。
十五の夏。
エウルナリアには、一つの野望が
あった。
王都キウォンよりもさらに南に下れば、エメラルドに輝く海と賑わう港があるという。ぜひ、そこまで大人の力を借りずに行ってみたくて──
※貴族令嬢としては破格の冒険の申し出に、周囲が意外なほど激甘です。ゆるふわ世界観で魔法はありません。
※おおむね、主従、身分差、幼馴染み属性が暴れて書いてしまいました。ご容赦ください。
※前書きに鉛筆らくがきネームがあります。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 07:32:10
4100文字
会話率:33%