浅峰八彦は心を持たない少年だった。ある日、そんな彼を殺し屋に仕立てようと友人は思いつく。だが、その友人の狙いとは別に、人を殺す毎に浮き彫りになっていったのは、彼が人を殺せば殺すほど心を取り戻していくという矛盾した事実だった…
これはそんな
彼、浅峰八彦が大人になった後の話である。
ーー友人・舘花御影の証言より
前作『殺しは映画館の思い出と共に』に次ぐ、浅峰シリーズ第二弾!
※なお、本作だけ読んでも、お楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 00:00:00
20346文字
会話率:25%