魔法の大家ノイラート伯爵家の長男ヴィクトールは、致命的に魔法の才能が無かった。
その結果、彼は伯爵家から身分をはく奪され放逐されてしまう。
放逐されても彼は魔法の鍛錬を諦めず、日夜努力に努力を重ねる。しかし、彼の魔法の技術が向上するこ
とはなかった。
そんなある日、頭を強くぶつけたことで彼は前世の「剣聖」の記憶を思い出す。
「どんな強敵だろうが、必殺の『流し斬り』で仕留めてみせる!」
ヴィクトールは強く誓う。
だが、今の時代は過去の彼が生きた時代と異なり、剣士は姿を消していた。
魔法絶対な世の中で彼は己の剣を鍛えあげ、あらゆる魔法使いを凌駕し最強へと登っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 21:06:23
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会話率:38%