好きなゲームの好きなキャラの扱いがひどい。
常日頃七海はそんな問題に頭を悩ませていた。
「ならあんたが提案してみればいいんじゃない?」
ゲームに興味のない友人のそんな一言がきっかけで、推しを助けるためにゲームの製作会社に意見書を出す。
はずだった。
気づけばそこはゲームの世界。
「これって今噂の"異世界転生"?!」
興奮した七海だったが推しキャラの断罪まで猶予がないことが判明する。
「なら、主人公に転生したみたいだけど私がどうにかするべきだね!(うまくいけば推しがたくさん見られるし!)」
七海の奮闘の日々が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 00:49:00
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会話率:39%