"彼"の物語とはあんまり関係ない、本筋からほんの少し離れた誰かの汝篇のどこかの頁。
最終更新:2017-11-30 20:10:44
89975文字
会話率:35%
ある朝『私』が目覚めると、自分というものを喪失していた。
そこは広い広い大草原、の真ん中に建つオフィスビル。『私』の知る現代とは違う場所、かけ離れた光景。そこにずっと住んでいるという、黄金の双眸をした女性は、言う。
「数百年ぶり、です
ね」
喪失の陰姫と、待望の陽姫。
やがて勇者は訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-27 17:00:00
43067文字
会話率:33%
父の言いつけを破り、少女は森に迷わされる。暗い森の中で形を成した死と出会い、恐怖し、逃走する。
走り、走り、飛び出た先には、開けた野原と、一体の枯木があった。
「ねえ、枯木の怪物さん。あなたはいったい、誰だったの————?」
不明
の枯木と一人の少女。
やがて勇者は訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-25 21:00:00
31140文字
会話率:29%