魔術師に憧れ師事した男がいた。
しかし、夢叶わず破門され、故郷の田舎街に戻り普通の人間として生活することに。
やがて、傭兵崩れの集団が自警団気取りで街に居座るようになり、不満をくすぶらせていく男。
ある日、街の外れに見知らぬテ
ントを見つける。
興味本位で中を覗くと、簡素なテーブルの上に様々な魔法の品を並べた老婆が待っていた。
老婆は言う。
こいつは魔法の水さね。これが、お前さんに必要なものだよ。
と。
※ある絵に触発されて書きました。
文中に、絵があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 20:00:00
4701文字
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