―――これはむかしむかしのお話―――
あるところに神の力が眠る国があった。その国は緑豊かで人びとは豊かに暮らしていた。しかし、神の力を手に入れようと悪しき者が現れた。神の力が奪われると世界は闇に覆われた。世界は闇から生まれた魔物、魔獣の魑魅
魍魎に溢れ、人々は神に祈りその身を委ねる事しかできなかった。祈りが通じたのか突如として異世界より現れた勇者。勇者によって悪しき者は滅び、世界に平和が取り戻され、神の力は再び眠りについた。
「そんなおとぎ話じゃ稼げませんよ?神様がなんの役に立つんです?私にとって神様は…お金様です♪」
世界が再び闇に覆われる時、世界を救うのは神か、勇者か、はたまた商人か!?
1人の商人が財と富とお金のついでに世界を救う旅が今始まる!!
「世界を救う…ですか。平和になってしまうと武器とか薬が売れなくなってしまうんですよねぇ…」
あれ…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-27 00:47:49
104162文字
会話率:65%
魔術の聖域・メティス。
その都市は魔術で武装し、神秘を支配し、未来を予知する。
死神の日であるサムハインに産まれ、世界の災厄と忌み嫌われる少年、シーグ・ペイラック。
清浄の日であるインボルグに産まれ、英雄の転生と崇拝される少
女、サフィリア・フェルナンディ。
世界で最も対極に位置する2人が出会い、世界は動乱の時代を迎える。
【活動報告にて、西洋の歴史とファンタジーの考察を書いています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-18 10:20:19
50492文字
会話率:25%