自分を孤独だと思い込んでいる高校二年生の鈴木直正は、四つ下の幼馴染である高志田綾香と下校中に謎の怪物ワルワル星人の襲撃を受ける。
ワルワル星人から綾香を庇い気を失った直正が目を覚ました時、自分が赤ん坊になっていることに気がついた。
直
正を赤ん坊にしたのは綾香の兄で直正の親友でもあるたかしであった。
たかしは天才であり、小学校を卒業した後飛び級で大学に進学、その後博士号を取得し自分の研究所を建てたのである。
瀕死の重傷を負った直正はたかしによって改造手術を受け、正義の改造人間スーパーベイビーバブちゃんになっていたのだ。
街の平和を守るため、バブちゃんとしてワルワル星人と戦うことになった直正。
しかもバブちゃんが強くなるためには綾香の存在が必要で、たかしの指示によって綾香はバブちゃんのママをやらされることになる。
直正は赤ん坊として綾香にお世話されつつ、正義の味方としてワルワル星人と戦う日々を送ることになってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 21:16:09
81044文字
会話率:53%
わたし華菜(ファナ)10歳は、日本から異世界召喚された勇者様であるタケル32歳のママだ。
タケルはこの国の公用語『ヘウベカ語』が話せないので、わたしが通訳しながら、二人で〝闇の龍〟を倒すべく、奔走する。
※作品タイトルの『キモーチ』は、
日本語で『通訳』と言っていますが、ヘウベカ人にはこう聞こえています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-13 20:11:15
53244文字
会話率:49%