踊りによって奇跡を引き起こす、舞姫。
孤児で鈍臭いケーリィンも、その一人だ。
崇拝対象というより、愛玩動物っぽい彼女が舞姫として踊りを捧げることになったのは、田舎の小さな街。
元いじめられっ子で天然培養の少女が、護衛のお兄さんから過剰な
スキンシップを受けたり、地蔵のごとく色んな人に頭を撫でられつつ、少しずつ一人前の舞姫として自信を付けていく。
そんな、小さな山あり谷ありな日常譚。
(※本編完結。ただいま短め続編を連載中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 08:01:37
182521文字
会話率:36%