隣の家の、紀伊自生。大人を前にするときと、私しかいないときで態度の違う少年。
隠された空虚さ、虚ろな目の人形じみた顔。
そんなミズキが少年らしい無邪気さを出す瞬間。
それを見るたびに、私は悟らずにいられない。
ああ、きっと。
きっといつか
、私はミズキに殺されるのだろう。
誰もがしたことの有るだろう『遊び』。
常軌を逸したミズキの行為。
耽る『遊び』の代償を、きっといつかミズキも受け取る。
だけどそれは、私が殺されるのと、どちらが早いのだろう…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-25 23:19:54
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