東日本大震災
それは、想定外ばかりの震災だった。大津波、原発安全神話の崩壊、広範囲の震源…あげればきりがないほどである。
その想定外を防ぐために、日本国内で唯一予想されて名前が付けられている地震、南海トラフ巨大地震の想定が大きく変
えられた。
内容は、驚くべきものであり最大死者32万3000人というものだった。
いつもの状態なら「ありえない」と言われるものだったが、あの想定外から誰もが信用し、起きないことを望んだ。しかし、いつか起きてしまうのだ…。
この小説は、その南海トラフ巨大地震が発生し、主人公である、大川裕翔たち高校生や大人たちがどう対処していくかのお話である。
※お話は震災を彷彿とさせるものがありますので気分を悪くされた場合、読むことを直ちにおやめください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-15 19:00:00
3736文字
会話率:30%