童話【死神の名付け親】より。
【ある男が子どもを連れて名付け親を探していました。
『神様は裕福な者に与え、貧しい者から奪う』
『悪魔は人を騙し、悪の道へと誘う』
『ああ、そうだ。死神はすべてに平等だ。』
そう思った男は死神の下へ行き、名付
けをしてほしいと頼みました。
死神はそれを快く受けました。】
学校で虐められている“さっちゃん“
いつでも、何をされても、静かに微笑んでいる。
だからサンドバッグのさっちゃん。
彼女の笑顔の違和感に気付いたのは同じクラスメイトの懐戸だけであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 20:23:14
5985文字
会話率:27%
民よ、民よ、世間様の敬虔なる信奉者達よ。今こそ反旗を翻す英断の時だ。内に秘める世間様を殺すのだ。只の人形として生を終えてはならない。何故なら、人には魂が宿っているのだから。
灰の教典 反逆の章 リリアナ・スージー
最終更新:2018-06-07 02:08:00
9449文字
会話率:16%
生まれつき両親のいない少年カロンは、彼にしか見えない翼の男と共にある〝仕事〟を行いながら、人と関わり合いを持たぬように生きてきた――ある一人の少女と出会うまでは。
*童話『死神の名付け親』をベースにしたオリジナルの短編です。
最終更新:2013-03-23 09:38:14
26197文字
会話率:44%