ティリカ王国には伝説があった。それはティリカが危機に陥った際には、白き竜と共に現れる白き乙女が現れるというものだ。
彼女の髪は金色を帯びた白髪。
太陽の光を想像させる色である。
今、ティリカは竜の被害の危機にある。
国に住む誰も
が一度は彼女を思い、天を見上げていた。
そして、今日も村が一つ竜に襲われている。
その村で助けられた少女フィアが、白き乙女としてその空に現れるまでの物語。
※文字数は十万と少しあります。
かっこいい登場人物は出てきません。
「Thanks20th」企画に参加中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 11:16:20
129287文字
会話率:26%
すでに公開しています『いつか見た虹の向こう側』の改稿版になります。
社会人一年生の篠崎美緒は、自分が提案した結婚記念日デートで姉夫婦を事故で亡くした。
姉夫婦の忘れ形見である拓都の母親になろうと決意した美緒は、仕事と子育てに翻弄されながら
も、少しずつ拓都と親子らしくなっていった。
そして3年後、拓都の小学校の入学式の時、拓都の担任を見て驚いた。その人は、美緒がシングルマザーとして生きて行こうと決意した時まで恋人だった人だった。
時代設定はガラ携全盛期の頃です。スマートフォンは出てきませんので、トークアプリ等もありません。
すでに公開しています『いつか見た虹の向こう側』とほとんど同じストーリーですが、本編途中にあった他視点の話を番外編へ移し話を繋げ、第二章の最後の方の受け身すぎる美緒を少し変えています。
また、余計だと思われたエピソードを削除しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-14 22:00:00
540079文字
会話率:36%