阿部貴子は大手保険会社で総合職、35歳のキャリアウーマン、同い年で東大卒のエリートである恋人がいるが、一向にプロポーズの言葉を聞くことができない。首尾良く裕福で幸せな結婚生活を送る親友の森香織に嫉妬心を抱いてしまう自分に焦っていた。香織の勧
めで、男と肩を並べて仕事をこなす貴子が、せめて家では女らしくなるために部屋に花を飾ろうと、花屋を訪れる。そこで若くてハンサムな店員鹿沼賢治と出会う。高卒の店員など範疇に無いと切り捨てる貴子だが、自分の花屋を持つ夢を語る賢治にグイグイと惹かれていく。けれど世間に褒められることだけのために生きてきた貴子は、自分自身の感情を必死に否定しようとする。賢治君はそんな貴子に「僕にはチョイスがあるけれど、阿部さんにはライフしかない」と言われる。それはいったいどういう意味なのだろうか?
この作品はエブリスタで投稿中の自作品を編集して手を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-10 05:35:05
96590文字
会話率:60%
彼は不器用で天邪鬼。
天邪鬼男子、真壁 悟が偏った性癖の歳下男子と、タラシの友人男子に翻弄される話し。
※ちょっと卑猥な表現があります。R指定する程濃厚なものではありませんが、一応R15にしました。自己責任でお願いします。
最終更新:2018-07-21 00:00:00
38476文字
会話率:37%