学校なんてクソくらえ。
最終更新:2025-03-16 16:20:58
578文字
会話率:0%
現在高校二年生の俺。
名前は山吹シンジ。
俺はいつものようにぼっち飯スポットへと向かった。屋上だ。
その屋上で。
俺は自作のお弁当を落とした。
ガジャーン!
嫌な音がして、フェンス脇にいて、足をかけ、
今にもその先へと向かおうとして
た金髪ギャルが、驚いてこちらを見た。
「なによ?邪魔しようっての?」
「いや、そーゆーわけじゃなくて、、
ちょっと驚いたってゆーか...フェンスもしかして越えようとしてた?」
俺は慌ててお弁当を拾う。
多分中身、ぐちゃってなっちゃったと思う。
「うん。何か文句でもあんの?」
「何か訳がありそうだけど。
俺で良かったら相談に乗るけど」
「簡単に言うと。両親が離婚するんだけどさ。
ダブル不倫が原因でさー。別れた後に私を引き取る、引き取らないで大揉めしてんの。でさー、要らないって言われての。
父親にも母親にもさ」
「連れ子がいると、色々と弊害が生じるわけで」
「だから。邪魔がられてる自分の存在、消そうと思って」
金髪ギャルの林さんは。口元
笑ってるが目は笑ってなかった。
綺麗な顔だが、めちゃくちゃ歪んでた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 16:37:19
6842文字
会話率:30%
モンタニエ伯爵家のアナベルは多くの令嬢が憧れるジェレミーの婚約者だが、ジェレミーはアナベルだけには冷たい態度をとっていた。
ある時、アナベルの幼馴染でジェレミーの従兄弟であるマルセルが久しぶりに都に帰ってきた。
マルセルはアナベルの妹リゼッ
トと結婚し、モンタニエ家を継ぐのだという。
これは、ひとりの令嬢が思わぬ形で諦めた初恋を叶えることになる物語。あるいは……。
アナベル、ジェレミー、マルセルそれぞれの視点による全3話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 21:35:52
20655文字
会話率:44%