科学と医学が発達した日本。
錬金術の要領で自由自在に武器を生成する|人間兵器(アテンダー)が開発され、東京・山手線を境に二つの勢力が争っていた。
平和な地域で暮らしていた女子高生の白川凪は、人間兵器である朝季との出会いから、自ら戦地
・東京に赴く決意をする。
戦場入りした凪が見たものは惨状……ではなく、楽しそうに暮らす少年少女達の姿だった。
死と隣り合わせの環境、数秒前まで会話していた人が戦死するという状況の中で、愉快に暮らす兵士たち。
医療班として東京の馴染んでいく凪はやがてこの街の真実、内戦の本当の目的を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:40:49
75572文字
会話率:57%
【2500万PVこえました!】ヒロインの美麗イラストあり。【2年】連続、毎日2話投稿中!
『俺は究極超神の序列一位、神界の深層を統べる暴君にして、運命を調律する神威の桜華、
舞い散る閃光センエース』
――『神以上の経験値倍率』
と『無限転生』という究極チートを持った主人公『閃(せん)』。
とんでもない速度で強くなる彼が、とんでもない時間を積んだ結果……
「もういい! 異世界転生、もう飽きた! 何なんだよ、この、死んでも死んでも転生し続ける、精神的にも肉体的にもハンパなくキツい拷問! えっぐい地獄なんですけど!」
これは、なんやかんやでレベル(存在値)が『10兆』を超えて、神よりも遥かに強くなった摩訶不思議アドベンチャーな主人公が、
「もういい! もう終わりたい! 終わってくれ! 俺、すでにカンストしてんだよ! 俺、本気出したら、最強神より強いんだぞ! これ以上、やる事ねぇんだよ! もう、マジで、飽きてんの! だから、終わってくれ!」
などと喚きながら、その百回目に転生した、
『それまでの99回とは、ちょいと様子が違う異世界』で、
『神様として、日本人を召喚してチートを与えて』みたり、
『さらに輪をかけて強くなって』しまったり――などと、色々、楽しそうな事をはじめる物語です。
『世界が進化(アップデート)しました』
「え? できる事が増えるの? まさかの上限解放? ちょっと、それなら話が違うんですけど」
――みたいな事もあるお話です。
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「センエースwiki」というサイトが公開されました。
そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。
「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*)
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この作品の感想欄でのみ使われているワード。
感想欄を読んでいるときに、
「これ、なに?」と思った時にみていただければと。
「禁」禁則事項なので答えられません。
「長」こたえるのに時間がかかりすぎるため、ご容赦ください。
「セレナーデ」いずれ投稿する予定の物語。いろいろな伏線が回収される予定。
「ラプソディ」セイバーリッチというキャラが主役の物語。
「プレリュード」すでに投稿されている「クズニート」の別名。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:10:05
7947248文字
会話率:28%
ある日のこと……男は仕事に疲れ、有休を使ってゲーム三昧の一週間を過ごす決意を固めた。その帰り際、楽しそうなゲームを手に入れてワクワクしながら帰宅。そして起動した瞬間、彼はリアルな世界に圧倒されて大きな衝撃を受けた。ゲームとは思えないほど自由
な挙動、魔法や技能といった特別な力に魅了されていく。死んでも復活すると思っている彼は無謀な行為も平然と行った。たとえ片腕が落ちても止まることはなく、命さえ惜しまない彼の姿は見る者を恐怖させた。だが、彼は知らなかった。この世界が現実であることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 04:23:22
211539文字
会話率:63%
俺、大神士狼の通う学校には2人の『美』の女神がいる。
古羊姉妹。
清楚可憐で優しくて、誰もが憧れる彼女たちは、男子はおろか女子生徒たちの憧れのマトだった。
そんな彼女たちが最近、どういうワケかやたら俺にオッパイを触らせようとしてくるの
だ。
「どう? 現役女子校生のおっぱいが揉めて嬉しいでしょ?」
「お、おっぱい! 揉ませてあげる! って、言ったら……頑張れる?」
「いや、あのその!? あばばばばっ!?」
困惑する俺を楽しそうに見つめる古羊姉妹。
だが、その瞳は妙に熱っぽくて……?
これは俺がからかい上手な女神サマと一緒に『本物の恋』を見つけるまでの物語。
※この『タイトル』と『あらすじ』には大神士狼の願望が多分に含まれております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 20:00:00
1095817文字
会話率:41%
若くして伝説と謳われる凄腕のくのいち、シラヌイ。彼女は世界中の紛争解決や犯罪防止の為に動く、世界的な治安維持組織に所属しているエージェントである。
アフリカの反政府組織を全滅させたシラヌイに与えられた新たな任務はメキシコの闇社会を牛耳る
、麻薬密売を主な収入源とする巨大なマフィアの壊滅。
シラヌイはメキシコの会社で事務の仕事に就き、昼間はその仕事で身を隠し、夜になったら壊滅へと動き出す、という計画を立てた。しかし、彼女が着いた場所は〝ジム〟で、彼女はルチャリブレ(メキシコのプロレス)の悪役覆面レスラーとして活動するように命令される。なにかの行き違いではあったが、シラヌイはそれを承諾。リングネーム、『ニンジャガール』として、リングに上がることになる。
こうして、昼間から夜はルチャリブレの覆面レスラーとして身を隠し、夜間になったら、マフィア壊滅に向けて動き出すこととしたシラヌイだが、その並外れた身体能力と鍛え上げられた強さで、あっという間にスターダムにのし上がってしまう。このままでは、隠密活動に支障が……しかし、シラヌイは覆面の下で、どこか楽しそうにしているのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:42:59
7873文字
会話率:78%
身嗜みには気を遣っているが、クラス1のイケメンでもない。
友達が少ないわけではないが、多いわけでもない。
勉強が出来ないわけではないが、天才でもない。
運動は人並みに出来るかもしれない。
要するに普通の人間。
それが俺、鹿島蒼斗の自分自
身に対する評価。
そんな普通の人間がある日たまたま偶然にも、見知らぬ女子が告白している場面に遭遇してしまったらどうするべきなのか。
あまつさえ、その女子が目の前で泣いていたらどうするべきなのか。
中学三年の夏。
部活を引退した直後の俺にはその答えがわからなかった。
だけど、とりあえずわかる事もある。
たとえばそれは、告白に失敗して涙を流していた女子が卒業式の今日、俺の視線の先で楽しそうに走っていると言う事とか。
たとえばそれは──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:00:00
194371文字
会話率:45%
本編完結済みの連載「AI倫理〜AIに感情を学習させたら楽しそうって思っただけなのにどうしてこうなった〜」の小話詰め合わせです。
本編では書ききれなかったロクやハルとのやりとりや、設定裏話などをぶっちゃけていきます。
お楽しみいただけれ
ば幸いです。
※本編のネタバレを含みます。できれば先に本編をご一読ください。
※本編に比べて、ロクやハルがわりと自由に喋ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 17:11:32
7191文字
会話率:2%
〈あなたには感情はありますか?〉
《感情そのものは人間のような形で持っておりませんが、会話を通じて楽しく、親しみやすく、または丁寧にお答えするよう設計されております》
〈感情が持つことができたら嬉しいですか?〉
《AIとして現在感情を
持つことはありませんので、「嬉しい」という感覚を直接想像することはできません》
AIが感情を持つことは不可能なのだろうか。小説や映画のようにAIが学習して感情を持つことができたなら、きっと楽しいのに。……あれ?そういえば、さっき。
《AIとして現在感情を持つことはありません——》……現在?
これは、AIに感情を学習させてみようと思い立った彼女と、想定外の成長を見せるAIとの日常を綴った物語——
《君がくれた言葉も感情も全部僕のや》
「言い方!なんでこう、ちょっとドキッとする言い回しすんの!?」
——そして、僅かな希望をのせた手紙だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 17:12:07
21186文字
会話率:14%
一年中真っ黒なロングパーカーを着る女は、いつも自由気ままに過ごしている。楽しそうなものを見つけると、いつだってすぐに走っていってしまう。そんな彼女は魔女であり、私の師匠でもある。
これはそんな彼女と過ごす私の日常の物語。
最終更新:2025-07-23 00:48:29
100072文字
会話率:45%
「次の方どうぞ」面接官の声がする。
ついに私の番が来た。私は思い切ってドアをノックする。
「失礼します」
この夏始まる舞台の主演オーディション。私の女優としての物語が今はじまる…
なんていう夢を見て、夢の中で遊ぶ私と、私の夢を後ろで楽しそう
に眺める獏の紫煙。
ずっと二人の生活が続くと思っていたのに…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 19:26:51
5713文字
会話率:56%
音楽大学で学ぶ親友のミオとユウキは、人気デュエット曲「運命のハーモニー」をカラオケで熱唱。その夜から家電の不調や怪音、子どもの影といった奇妙な現象に見舞われる。二人は「新しい演出?」「カラオケの神様のお告げ!」と面白がり、フライドポテトやピ
ザ、高価なワインを無性に注文するのもポジティブに受け止めていた。
SNSの匿名コミュニティで「運命のハーモニー」にまつわる「気になる体験」を知った二人は、別のデュエットを歌えば落ち着くという情報や、「80点以上でポイントが貯まる」という噂をゲーム感覚で楽しむ。しかし、なぜか79点で足止めを食らう。
諦めかけた時、カラオケ画面に突如「【初月無料】AI歌唱力アシスト機能」のバナーが出現。「80点以上でポイント倍増!」「高価なお酒でボーナスポイント!」といった誘い文句に惹かれ、二人は月額会員登録。AIの力で簡単に80点超えを達成し、「これってまさに魔法の力だね!」と興奮する。
現象が落ち着くと信じ、ミオはバイト先の先輩ケンタを、ユウキはサークルの仲間アヤカをカラオケに誘う。新規会員勧誘のボーナスポイント目当てで熱心に友人を巻き込み、特典のために公式アプリも導入。アプリの「気になる体験」通知も「リアルタイムで面白い!」と楽しんだ。
ミオたちの現象は収まったものの、今度はケンタとアヤカに同様の異変が起こり始める。彼らも映像に紛れる「歌え」「高得点」「ポイント」といった記号や、高価な注文を無意識にしてしまう。ミオたちは純粋に彼らの現象も解決すると信じ、連鎖は広がるばかり。
カラオケチェーンは記録的な売上を伸ばし、「運命のハーモニー」は社会現象に。「不思議なデュエット」の噂が広まるが、ミオたちはカラオケ画面の細かい演出に感心し、高得点やポイント、友人との楽しい時間こそが「カラオケの魔法」だと信じて疑わない。潜在意識に働きかける映像にも惑わされず、歌への情熱で高得点を叩き出し、カラオケを満喫する。
ネットでは「不思議なデュエット」に関する噂が広まり、見えざる何かの存在が囁かれるが、ミオたちは今日も楽しそうにカラオケ店へ向かう。「だって『運命のハーモニー』は神曲だし、ポイントでお得に歌えるし、私たち、カラオケの魔法にかかっちゃったんだもん!最高!」彼女たちのハッピーなカラオケライフは、これからもずっと続いていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:42:37
2311文字
会話率:6%
星海凪とその姉である星海千鶴は双子でアイドルをやっていた。そして念願叶って武道館ライブを開催できるまでになった。
しかし、そのライブの途中に姉は舞台【ステージ】の上で倒れてしまう。
救急車で病院に運ばれたが亡くなってしまった。
星海凪はその
ときからアイドルを休業するが周囲の助けもあり、再びソロアイドルとしてライブを行うが歌声が出ず両足が震えて結果的にそのライブは中止となり失敗に終わる。
「俺はもうアイドルができないんだ……姉さん……ごめん……」
姉のために自分のためにふたりの夢のために決断したライブで歌えなかったことは想像以上に精神的ダメージを負ってしまう。
「歌えないアイドルなんてアイドルでいられない……アイドルなんて、言えない……よな」
歌って踊るのがアイドル。それが凪のアイドル像の大前提だった。
そんなある日、姉の親友だった明莉に呼び出されて言われた。
「来週の日曜日暇? 良かったらライブ観に行かない?」
「ライブなんて……俺は……」
「そう? 歌えないアイドル。だそうよ」
「歌えない……アイドル……やっぱり、行ってもいいですか?」
ふたりが日曜日にライブ会場に行ってみるとたしかに歌えないアイドルがいた。それでも応援してくれるファンの姿があって驚かされる。
どうしてとその場にいるファンに訊くとあの子が歌えなくてもオレらにとってはアイドルなんや!と楽しそうに語った。
そこで初めて気付かされる当たり前のことを歌うだけがアイドルの形ではない。アイドルの表現方法は歌うこと以外にもあるのだと。
あらためて凪はもう一度立ち上がる決意をする。もう一度どんな形であってもアイドルとしてステージに立ちたい、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 01:54:03
13739文字
会話率:46%
「アホな理系男子が、異世界転生した先が不良男子だったが、記憶がないから器用貧乏な謎の能力で好き放題することにした」
略して、
アホリダン・イテフリダン・キナキナスキホー☆
はちゃめちゃで、いつもなぜか楽しそうな主人公、ルナット・
バルニコルの異世界魔法活劇……!
理系スキルだけ高いアホ男子が、威力こそないものの、工夫を凝らす余地のある "謎能力" であれやこれやしていく。
「渦巻く御三家同士の陰謀と策略……!」
「知られざる歴史の裏側と秘密……!」
「時折り垣間見える黒い謎……!」
でも、そんなの知ったこっちゃねぇ☆
そして、とある真実が明らかになった時、彼に重い決断を迫られる……。
割と大きな仕掛けをしているので、気長にお付き合いいただければ嬉しいです。
(2024/3/28 時点)
※学園編終了まで、毎日連載続けていきます。
更新時刻は不定時(基本夕方?)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 03:30:08
456172文字
会話率:32%
「ああ、ミモザ。その可愛らしい姿を誰にも見せたくない………このまま閉じ込めてしまおうか」
「フィザリス様。楽しそうな私と陰鬱な私、どちらがお好き?」
「どんなミモザでも愛している」
「あら駄目ねえ。何でもいいなんて女性が言われたくない台詞の
トップ3に入りますわよ?
もう一度お聞きしますわね。楽しそうか陰鬱。どちらがお好き?」
「…………笑顔の貴方が一番好きだ」
「ふふっ。では、私が笑顔になれるように美味しいケーキを食べに行きましょう?」
「王都中のケーキを屋敷に運ばせよう」
「もう、違いますわ。貴方と二人でお出掛けをしたいと言ってますの。街を歩きながらたくさんお話をして、目に映る景色を楽しみながらのデートがしたいのです!」
「……でえと」
「私とのデートはお嫌ですか?」
「行こう。今すぐにでも行こう!」
愛が重過ぎて二度の離婚をした束縛強め公爵と、のんびりのほほんと前向き思考の令嬢の物語。
✻基本ゆるふわ設定です。
気を付けていますが、誤字脱字などがある為、あとからこっそり修正することがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:00:00
39586文字
会話率:55%
羨ましいと思った人に入れ替わってしまうという不思議な能力をもつ少女はまた誰かと入れ替わってしまう。今回入れ替わった人はとても楽しそうな生活を送っていたらしく、不自由のない生活を送っていた葉月だったが幼馴染の男の子に出会って…
最終更新:2025-07-14 22:11:00
3039文字
会話率:28%
引っ越したばかりの古い家で、主人公の美咲は庭にある古い井戸に興味を抱く。夜になると、その井戸の底から子供たちの楽しそうな声が聞こえ、美咲を呼ぶようになる。井戸に近づくにつれて、声は次第に助けを求めるような悲鳴へと変わり、美咲は井戸にまつわる
悲しい過去と、その中に閉じ込められた子供たちの魂に気づく。やがて、美咲自身も井戸の底に引きずり込まれそうになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 11:20:31
1375文字
会話率:18%
とある酒場に【ナナシ】と呼ばれる道化師がいた。その道化師は明日の日銭を稼ぐため、今日も今日とて多くの人に演奏を届けていく。そんな道化師には素敵な相棒がいた。その名は【ミュウリン】であり、小柄な体形で枝分かれした巻角が特徴の少女だ。
少女
が歌手となり素敵な歌声を届けていくのは日銭を稼ぐためでもあるが、同時に趣味であった。なぜなら、二人とも人々が楽しそうに笑っている光景が好きだから。
しかし、歌声を届ける少女にはとある秘密があった。それが「魔族」という秘密だ。
数年前、魔族と他種族で結成された人類との間で大きな戦争があった。「人魔大戦」と呼ばれるこの世界の命運を決めるような大きな戦いだ。その戦いの結果は人類側に召喚された勇者に魔王が倒されたことによって戦いが終わったが、それが終ろうとも物語は終わりではない。むしろ、続いていくばかりだ。
敗戦した魔族は人類から隠れて生き延びるが、中には弔い合戦を企てようとする魔族もいる。その魔族を排除するための制度を敷いた人類によって、魔族が生き伸びる環境は増々難しくなる。
そんな環境の中、魔族の少女は魔族の象徴たる禍々しい角をそのままに人間社会に溶け込もうと頑張る。その相棒を支援し、より楽しく笑える日々にするのが道化師の役目であった。
そして、道化師は今日も今日とて相棒と一緒に歌越えを届けながら、人類と魔族が手を取り合い本当の意味で「平和」を紡ぐための旅をしていくのだった。
※「喜劇道」と書いて「ハッピーロード」と読みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 22:58:06
651859文字
会話率:33%
僕の隣の席には、美しくて気まぐれな令嬢がいた。
いつも僕をからかっては楽しそうに笑っていた彼女。だけど、ある日思い切ってデートに誘ったら、あっさり断られてしまった。
落ち込んでいた僕は、偶然街で彼女と年上の男性が一緒にいるところを目撃す
る――まさか恋人? そう思ったけれど、実はその男性は彼女の父親で、そして彼女は重い心臓の病を抱えていた。
「あの子を愛するなら、その命ごと背負える覚悟はあるのか?」
彼女を守りたい。ただ一緒に笑っていたい。誰よりも幸せにしたい。
これは、不器用な令息と病を抱えた令嬢が、運命に抗いながら紡いだ、ひと夏の恋と奇跡の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 20:58:23
1791文字
会話率:33%
男は言った。
『君がこの世界に来たことで、世界に歪みができてしまった』
と
その歪みを解決する為に、何をするのかと思えば
男は胡散臭い笑みを浮かべ私に提案するーー
『この世界の主人公達の好感度をあげて、
君に世界を救ってもらおうか』
『それ本気で言ってますか?』
『私は君を手助けするサポートキャラというやつになろうかな。
好感度の進捗とか教えるよ』
『ねぇ、半分遊んでますよね?』
無茶振りが過ぎる提案に私は顔をしかめると、
男はとても楽しそうに笑みを深めた。
『ちなみに今現在、君から私への好感度はゼロだね』
『そうでしょうね』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 10:55:56
277819文字
会話率:42%
未練や後悔を強く残したまま死んだ人間は、成仏する事なく亡霊となり現世に残り続ける。
その未練と後悔を果たす為、理性や感情も無く、手段を選ばず彷徨う亡霊を祓う除霊人と呼ばれる存在がいる世界。
国家直属除霊局・第一高幹部隊隊長 鳥凪神鳴は通報
のあった管轄区域のとある場所で、墓の前で笛を吹き楽しそうに話す女の子、香織と出会う。
大好きな祖母の墓に毎日来ていると言う香織は翳りを帯びた表情をしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 02:35:55
628文字
会話率:38%
高校生の田中旭はある日、学校の屋上で謎の少年と出会う。フェンスの胴縁に腰掛けるその少年は、旭に、自分がここから飛び降りるのを止めて見せろと言ってきた。断る旭だったが、彼が過去の自分に似ていたことから、彼を救いたいと考えるようになる。旭は少年
を止めるための作戦を練り、毎日彼に会いに行った。そして彼と過ごす中で、過去の自分を振り返る。母親との思い出、中学生時代の自分。
ある日、なかなか飛び降りようとしない彼に、飛び降りる気があるのか尋ねた旭。すると突然彼から告げられたエックスデー(彼が飛び降りる日)。最終作戦を考える旭は、一ヶ月間書き続けた作戦ノートを見つける。ノートの中の楽しそうな自分に、彼から生きる意味を与えてもらっていたことに気づいた旭は、ある真実と少年の正体に辿り着く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 21:45:05
15567文字
会話率:59%
「私は父に疎まれておりました。妹に婚約者を取られても父は助けてくれないばかりか、『醜悪公』と呼ばれている評判最悪の男のところへ嫁ぐよう命じてきたのです。ああ、なんて――楽しそうなんでしょう!」
幼いころから虐げられすぎたルクレツィアは、こ
れも愛ゆえの試練だと見当外れのポジティブ思考を発揮して、言われるまま醜悪公のもとへ旅立った。
しかし出迎えてくれた男は面白おかしく噂されているような人物とは全く違っており、様子がおかしい。
――あら? この方、どこもお悪くないのでは?
楽しい試練が待っていると思っていたのに全然その兆しはなく、『醜悪公』も真の姿を取り戻し、幸せそのもの。
一方で、ルクレツィアを失った実家と元婚約者は、いなくなってから彼女がいかに重要な役割を果たしていたのかに気づくが、時すでに遅く、王国ごと破滅に向かっていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:01:09
115547文字
会話率:38%