文明が急速に発展する時代。宝霊術(ほうれいじゅつ)と呼ばれる精霊を使役する方法が発見されたことにより流通が進み、生鮮食品すら街を行きかうようになった時代。
人相最悪の菓子屋ブロンは、人並みはずれた容姿をもつ美しい少女と出会う。
10歳前後に
も見える少女になぜか付きまとわれたブロンは、なし崩しに少女を保護することに。
自活能力は壊滅的で、顔を洗おうとして水瓶に頭から突っ込む。そんな少女を見捨てられずにブロンは少女の願いを聴いた。ただひとつ、取り返したいものがある、と。
いろいろが壊滅的なうえ、神を自称する少女と。悪人になりきれない悪人面の菓子屋。
ふたりとたくさんが織り成す、後悔と愛を辿る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-16 23:40:02
19857文字
会話率:38%