暗闇の中にぼんやりと浮かび上がる、幼い少女の姿。
ライム色に輝くその不思議な幻は、病に伏し眠り続ける、我が娘と同じ顔を持っていた。
無言のまま微笑み、消えていくだけの彼女は、私に何を伝えようとしているのか。はたまた、伝えるべきことなど何もな
いのか……?
※キノコの娘大賞応募作品なのじゃー。
それでいて、ハーメルン様にも重複投稿している模様。向こうでは「琥珀堂」名義で活動しておるゆえ、よろしく頼む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-26 01:04:41
57134文字
会話率:32%
椎野灯がこっそりと見つめる先には彼がいた。
山に住む灯は山に来る彼に一目惚れをした。
しかし、それはキノコの娘の掟に反する許されざる行為だった。
初めての恋で叶わぬ恋をした灯は、抑えきれぬ想いに突き動かされていく。
椎の灯火茸は食毒不明と
のことで、こちらは毒なしバージョン。
毒ありバージョンは余裕があれば書きたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-17 13:12:39
5067文字
会話率:26%