12/9【ジャンル別日間ランキング1位】
4/10【ネット小説大賞八・一次選考突破】
※棋譜制作作業にとてつもない時間がかかりますので更新は遅めです。長編となりますが完結までのプロットは組んでありますのでご安心を。
将棋の地区大会で毎年負
け続けている青年、天竜一輝(20)。
彼は居飛車しか指さない上に対抗型が大の苦手。いつも振り飛車ばかりしてくる大会の相手に毎回負け越し、いつしか将棋に対する熱意も冷めてしまっていた。
そんな彼の前に一人の少女、麗奈が対局を挑みに来る。
だが結果は見るまでもない、一輝はその小さな少女にすら負けてしまったのだ。
麗奈に相手にならないと馬鹿にされ、貶され、将棋人生すらも否定される。しかしその時、隣にいた鈴木会長にある言葉をかけられた。
「横歩取りで指してみなさい」
その言葉を聞いた彼の目に光が、火の光が宿る。
「横歩取りを"指しても"良いんですか?」
これはかつて、影で永世名人を破りプロから恐れられた一人の男による成り上がりの物語。
いいや、彼と麗奈(弟子)による逆襲の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 18:05:37
343067文字
会話率:29%
それは、古代インドにルーツを持つ、盤上の知的総合格闘技である。総数四十の駒を繰り、衝突するのは知力と閃き。意地と気迫で凌ぎを削り、宇宙の真理を探求する、人知をあまねく駆使した神聖儀式である。
しかして、その儀式にして盤上競技たる"
将棋"に"完全適応した新人類"の誕生が、伝統ある棋界に支配と停滞をもたらしているのも、また事実。その象徴的存在として君臨するのは、史上最強と謳われる"隻腕の名人"にして"棋人"。対し、その首を虎視眈々と狙うのは、史上最年少で竜王の冠を頂いた粗暴な若手の"棋士"。
私たち東日本テレビのスタッフは、このふたりの密着取材を敢行し、人が人ならざる領域へ飛翔する"時間"を確かに見届けた。そして、ここに公開する以下のテキストこそは、その全てを記録・編集したデータに他ならないのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 23:02:49
49633文字
会話率:38%
とある悪手を境に師匠を失い、自分自身も将棋をやめようと思いつつある津井という青年。
しかし、彼には敬愛する師匠からの暗号が残された。自分のために残されたメッセージかもわからない、本当にきちんとした意図が込められているかもわからない、けれ
ど、自分の将棋人生の最後にこの暗号だけは解こうと決意をした。
27文字に込められた師匠の思いを解き明かす将棋×ミステリー作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 20:08:01
32011文字
会話率:43%
『将棋でアマチュア初段になる方法』
将棋のアマチュア初段は、高き壁である。
将棋人口は約700万人。
将棋をはじめて、有段者にたどりつけるひとはおよそ10%以下だと推定されている。
このエッセイでは、その高き壁を乗り越えるためにどうすれば
いいのか攻略法を考えていくものである。
作者自身も、1級で長い間停滞した経験がある。
その反省を生かしたハウツーエッセイとなっております。
以前投稿した『将棋でアマチュア初段になる方法』を再編成し、さらに『将棋とコンピュータ』等各種エッセイを加筆中!
拙作の将棋ラブコメ『おれの義妹がこんなに強いわけがない ~妹とはじめる将棋生活~』各種記念エッセイとして投稿しています。
将棋の実力をあげるためには、なにをすればいいのか?
わたしなりの考えをここで書いていきます!
みなさんの将棋ライフを豊かにできれば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-07 23:53:25
7370文字
会話率:2%