500mの空飛ぶステンドグラス、それが私
最終更新:2022-04-18 02:04:25
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×〇年、その日世界の人類はほとんど死んだ。
73億7800万人いた人間も、壮大な土地で生きていた生物達も何もかもが、警告もなく次々とその命の花を枯らしてしまった。
土地や、海ですらその運命からに逆らえなかった。
かろうじて生き残った20万
人程の人間は、小さな小さな人間達の国を作った。
そこで、人間達は友を作り愛を育み、植物や動物達を増やしながら徐々に人の数と土地も増やして行った。
だが、そんな日々は何の警告もなく崩れ落ちた。
増えすぎた人間を滅するかの様に、化け物達は現れた。
化け物達は、ヒトを食った。欲望のままに貪り食った。
返り血に染まる自分を見て狂った様に笑っていた。
その化け物達を人々は【ogre】(オーガ)と読んだ。
そのogreになす術もなく殺されていくのは違うだろうと
人間達は立ち上がった。
そんな人間達を見て、ogreの何体かが人間達に協力したいと申し出た。
人間達も最初は、信用も信頼もしていなかったが一緒に戦ううちに
仲間になった。
ogreは、その裏切り者達を【Vaculo】(ヴァクロ)と呼び忌み嫌った。
自分達を裏切り、殺すはずの人間と手を組んであわや自分達を殺そうなどとなんと哀れなーーー!
ogreは、人間を抹殺するために【自分】を捨てた。
Vaculoは、捨てたはずの自分を取り戻そうと人間と手を組んだ。
ニンゲンは、化け物を倒すために化け物の力を借りた。
これはそんな物語ーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-19 15:55:20
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会話率:20%