「開けてはいけない」
と伝えられてきた、家の倉庫の古い本。
でも――その“封印”を解いてしまった日、
本好神門(ほんすき みかど)、17歳。
私の“本と推しだけ”だった日常は、あっさり終わった。
砕ける鎖、まばゆい光――
語りかけてくるの
は…
天空の観測者「セレスティアノート」。
気が付けば異世界で、
地味だった私がなぜか美少女ヒロインの姿に!?
しかも手に入れたのは――
「現実で読んだ本のキャラを、1日1人だけ異世界に召喚できる」という夢みたいな能力!」
今日の“推し”はどの本だろうか?
「セレスティアノート!
いでよ、○○の○○ーー!」
決め台詞で召喚すれば、
動物はもちろん、勇者も魔法使いもなんなら悪役だって…。
どんなピンチも日替わりで大活躍。
けれど、私が知らなかった家族の秘密、
本好(ほんすき)家に隠された“もうひとつの物語”が、
次第にその手を伸ばしてくる。
――これは、
本と推しと、そして謎だらけの家族が紡ぐ、
誰にも読まれていなかった「私だけの冒険」。
さあ、次のページをめくるのは――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 11:29:54
28336文字
会話率:32%
全世界が迷宮化した異世界に召喚された勇者たち。召喚者たちはチートな能力を授かったが、主人公の平谷辛亥は誰も聞いたことのないスキル「鑑定」を授かった。しかし、この能力は指定したものの名前和見ることしかできない貧弱なもので、ほかの勇者とは違い、
ただの冒険者と認定されてしまう。最初のクエストで無理難題を押し付けられた辛亥だが、クエストの途中で謎の島に漂流されてしまい…
というようなありきたりな下剋上・異能力バトル系の作品を書こうと思って書きました。初心者なので、誤字脱字や分かりづらい表現があったら、遠慮なく教えてもらえると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 23:02:44
8425文字
会話率:25%