始まりはいつだったのか?
四百年前。一部の錬金術師たちが賢者の石を創り出す目的で協力関係を結び、ある場所に集った。
そこで彼らは、長年研究に励んだ末――最終的に、賢者の石の創造を成功させてしまう。
しかし、それは謎の大爆発によって
生まれた実験事故の産物であり、賢者の石を生み出した代わりに、その場にいた錬金術師全員が事故で亡くなるという結果に終わってしまった。
これにより、賢者の石の正体は疎か、その在処を誰も知らない状況となり、次第に錬金術はこの世から滅んでいった。
時は流れ、現代。
舞台となるのは、『舞島』と呼ばれる日本の人工島。
先端技術、人とモノ、多くの注目を集めるこの島に、一人の男がやって来る。
それから、島内である事件が起きて……。
はたして、事の始まりはいつで、その中心にいるのは誰だったのか。
これは、舞台上のような世界で生きる人々の話。
※以下、作者から※
初投稿になります。
複数主人公、多視点で話が進むサスペンスアクション。
異能力などのファンタジー要素は殆ど出てきません(多少あります)。
とりあえず、Act.1 二章まで読んでもらえると嬉しいです。
ブクマ、評価を頂けると励みになります。良ければお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 19:49:16
173333文字
会話率:40%