十の〝道〟があった。
同じ〝先〟を目指しながらも交わることはなく、一直線に並行して伸びる〝道〟だ。
――ある時、一筋の光が射し込んで〝道標〟となった。
その光に引き寄せられるように〝道〟は集まり始め、やがて、交わずとも〝螺旋〟を
描くように進み出した。
その導きの〝先〟に待つのは、希望か或いは絶望か――。
※『勇者召喚――いいえ、魔王召喚です』番外編~勇者side~
※本編をお読みでない方は分かりにくい部分がありますので、ご注意下さい。
本編はこちら:http://ncode.syosetu.com/n9365bp/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-17 00:00:00
20601文字
会話率:42%