ある日、母が虫干ししていた道具類をうっかり触った所、至極あっさりと異世界転移。
彼は心の中で叫びます。
「俺は母さんのように助走も無しで2階に飛び上がったり、素手で立木を切り倒したり、がらくたを組み合わせて永久機関を作ったりは出来ないん
だ!
……なのになんで俺はここに居るんだろう。
え、異世界? あんなの母さんの子守歌代わりの作り話だろ?」
……残念ながら、現実でした。
MPチートを武器に何とかこの世界を生きていく神楽十蔵君(21)のお話です。
※偽クノイチ異界譚の続編となります。前作を見ていなくても大丈夫ですが、見ていると所々ニヤリとできます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-17 18:27:18
205100文字
会話率:24%