十歳の誕生日、初めて登城したリアタタール王国の四大公爵家の内の一つ、グラン家の長女リアーナ・グラン。
二人の王子の挨拶中に、酷い頭痛と共に、ここがゲームの世界だと気づく。
【呪われた王国~紡ぐ二つの魂~】
どのルートもあまりに救いがない
と聞いて、初めてプレイしてみた乙女ゲーム。
悲恋や暗い系のストーリーは大好物だけど、それは第三者視点だからいいのであって自分に降りかかるのは冗談ご免である。その上未クリアのゲーム。
絶望の中で何とか運命を回避しようとするサブキャラに転生した少女の物語。
※異世界(恋愛)のカテゴリーで投稿していますが、恋愛要素は序盤そこまででないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 09:38:52
95202文字
会話率:33%
【完結、全50話予約投稿済】
※シリアスで、重い内容を含む小説です。好まれない方はご注意ください。
婚約者の不貞現場を押えた子爵令嬢のセシルは、二度と家には帰らない決意で飛び出した。
不貞の事実は前々から掴んでおり、計画通りに家を出たセシ
ルは、安宿に泊まる。宿泊の交渉をしていると、背後から眼帯をつけた男に声をかけられる。男も宿を探していた。
宿には二人部屋しか空きがないという。仕方なく、二人は同室で泊まることにした。
眼帯の男は、セシルを男だと勘違いしており、旅人に扮したフード付きのコートを脱ぐと女が出てきて大いに驚く。
気にせず寝た翌朝、セシルは早々に宿をたつ。
王太子殿下が住まう御所は一年前から呪詛の霧に狙われていた。セシルはその霧を払う魔眼を持つ。太子が住まう御所を包む霧を一掃し、朝一番の仕事を終えた。
その日は前線で活躍した猛者が新任の近衛騎士副団長がやってくる予定であり、急いで近衛騎士団長の執務室へと向かう途中で、偶然、昨夜、宿を共にした男とぶつかってしまう。
彼こそが、新任の近衛騎士副団長。近衛騎士団長の弟であった。
名をデュレクという。
※暗い系統の小説がネット小説大賞の一次を通っており、たまにシリアスな小説を書きます。前回のような明るいタイプの小説は次に書く予定です。
※設定など諸々大雑把です。
(執筆期間:2022年5月8日~2022年6月9日:(C)柚祈)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 07:00:00
95632文字
会話率:39%
主人公は平凡な高校二年生。しかし、勇者転生されるはずが木の葉に転生させられる。
「何で葉っぱなんだー」
王都、帝都、獣都、魔都の四つの大都市が存在する中で、王都に人として転生する筈だった。主人公は五属性の中の風魔法。一見地味だが、エゲツない
使い方をしていく。「エゲツない訳ではない、これが本来の使い方だー」
勇者の筈が、役職は明るい系でなく暗い系。
勇者の筈が、やっている事は人助けではなく、自分の利益の生産。
時に、盗賊を従え、勇者と敵対、果ては人類の敵?
「俺は自分の道を突き進む」
面白い要素とシリアス要素を兼ね備えたファンタジー小説となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-17 20:01:35
106033文字
会話率:18%
「泣きっつら蹴ったり~♪」
「泣きっ面に蜂だよこの野郎」
ぶっ飛んだ馬鹿お姉ちゃん。
呆れる真面目な弟。
そして、お姉ちゃんの、【誰にも気づかれない】密かな願い。
『フランが、私を嫌っても、この偽りのお話の結末は変えない…!!』
何度
も何度も繰り返す、姉弟の願い。
『離れてほしい』
弟。
『ずっと側にいたい』
姉。
この二人は、いつかきっと、お互いを好きになれる。ならないといけない…
彼女は、生きてはいけない[偽りの世界]の人物なのだから…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 22:05:50
1746文字
会話率:52%
少し暗い系の童話チックな物語です。
最終更新:2016-09-24 02:30:57
1592文字
会話率:27%