いつの間にか持っていた黒い装丁の本
その本に纏わる幾多もの話の一欠片
最終更新:2021-12-23 16:10:17
11615文字
会話率:40%
※この小説は「封印世界で戦う忍メイド、出番がない時士にハーレムはまだ早い」の直接の続編です。
一度は日常に戻るかと思われた始の日々は、突然目覚めた時間遡航の能力によってまた一変する。
その不思議な力の触媒となるのは……。
そして時間
改変を繰り返す始は、知らされていなかったさらなる事実に直面する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-10 20:26:27
43836文字
会話率:27%
敵国からの大規模な侵攻により、町は炎に包まれ、そこに住まう命は無残にも散っていく。
数いる精鋭がその命の火を消していく中、巫女を護る立場にあった樹(いつき)は、自身を最後の砦として敵の前に立つ。
そして刀を振りぬき立ち向かい、衝突の瞬
間、咄嗟の判断ミスで――死んでしまう。
ふと目覚めたのは、見慣れた自室のベッドの上。
それは、敵が侵攻してくる随分と前の日だった。
――また、戻ったのか――
過去に戻るのは、これで何度目かになる。
そしてそれを知るのは、命の循環、輪廻の渦から外れた魔術師の異端者、那由多(なゆた)唯一人。
一度目の時間遡航から世話になっている那由多に身体の異常の有無を確認してもらうべく尋ねると、今回は違った回答を聞かされることになる。
――君は、過去に戻る度、寿命を削っている。それも、年単位で、だ――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 21:31:34
27666文字
会話率:34%
時間を巻き戻し、過去をやり直す技術を手に入れた大帝国ヘレネス。都合の悪い未来をすべて好都合なものに変えてきた彼らは、大陸最大・最強の国家として君臨していた。
そんな帝国で、異能を持つために貴族以上の尊敬を集めて暮らす少年・アルケイス。あ
る日突然訪れた悲劇を変えるため、彼は時間を巻き戻して必死の抵抗を繰り返す。
大切な人が、帝国が朽ちていく中で知ったのは、この世界が箱庭であり、消滅すべき運命にあることだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-02 22:08:03
84075文字
会話率:43%