昭和戦前期、帝国日本が未曾有の戦争へと突入しようとしていた時代に、爵位を継いだ英国帰りの青年華族がいた。彼の帰国を迎えたのは、白金色の髪を持つ、たった1人の使用人の少女。激動の時代を迎えんとする中で、2人は何を選び、何を捨てるのか。世界中が
奈落へと向かっていく時代の小さな恋の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 21:07:33
31885文字
会話率:49%
昭和7年。令嬢多喜子は不良少女団のボス、映画館の切符売りのハナと出会う。
境遇の違う少女二人は次第に仲良くなっていく。
そのうち、建築家になりたい多喜子、洋裁師になりたいハナ。
二人が望む未来に足を踏み出すまでのおはなし。
昭和戦前の、ご都
合主義通俗小説を狙って書いたものです。その割には男女ロマンスはほとんどないです。
女子二人の友情のほうがメイン。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-14 17:55:19
32479文字
会話率:59%