偉大な父を持つと子は苦労する。
よく言われることであるが、その少年にとっての父親は大きすぎた。
春秋時代、楚国。
荘王という英邁な王が現れ、天下に武威を示して覇道を為した。しかし荘王の死後、楚国には翳りが見え始める。
偉大な父の
跡を継いだ少年、熊審(ゆうしん)は父の気質とはまるで対照的な自分を思いながら、国難に当たることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 18:00:00
17468文字
会話率:9%
男は、謀叛人の子であった。名を、郤缺という。彼は、隠伏生活の中で、考え続けた。正しい、とは、如何なることなのかと。春秋時代、晋の大夫であり、罪人の一族でありながら遂には晋で政柄を執るに至った名臣、郤缺の人生を描く短編歴史小説。
最終更新:2016-02-01 12:21:21
13342文字
会話率:20%