そこは一面が白に覆われた世界だった。
彼はそこで白い女神と見紛う女性と接触する。その女性を見て何故かあらゆる感情があふれ出すが、そのまま意識を失った。
そして突然の衝撃で目が覚めると、そこは黒い恐竜モドキに襲われているロボットの操縦席だった
。辛くも恐竜を撃退した彼は意思あるロボット<アスタス・クシェール>から事情を聞く。彼にアスタスを動かすために力があり喚ばれた事、ここがオブリムという星である事、アスタスが属する白金の陣営と、それと敵対する黒金の陣営の存在、そして一番の問題は、彼、柾狩逢喜が名前や日本の知識はあるのに自分自身の記憶が何も無い事だった。
そして動き出す星の運命。普段はヘタレだが、やるときはやる逢喜は街の問題から国家間の争いを経て、やがて星全体を左右する争いへと巻き込まれていく。これは遥かに近く極めて遠い双つの星がもう一度出会う物語……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-01 21:44:55
68491文字
会話率:35%
僕は父が大好きだった。優しくて、強くて、格好良かった。そんな父は、星になって僕を見守ってくれている。
最終更新:2006-11-20 16:22:48
1146文字
会話率:44%