遥かなる空に瞬く星々――それは、かつて「アストラ」と呼ばれた星々の欠片が放つ光。ルクレシア王国は、その輝きとともに繁栄してきた。しかし、今やその星々の輝きは薄れ、滅びの前兆である「八つの厄災」が世界を包み始めている。
王国の令嬢、セリア・
ファルセアは、何も変えようとしない王国の貴族たちに失望し、ただ一人、厄災に立ち向かう決意を固める。彼女に寄り添うのは、飄々とした態度で死と隣り合わせの力を持つ男、カイ・アシュテール。彼の力は、絶対的な死をもたらす召喚獣の力――だがその代償として、力を使うたびに命を削られていく。
残された力はあとわずか。それでも、カイは軽口を叩きながらセリアを守るため、そして世界を救うために立ち上がる。八つの厄災がもたらす終焉を止めることはできるのか? そして、カイの命が尽きるその瞬間、世界はどうなるのか?
壮大な運命に抗う二人の物語が、今ここに始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 18:00:00
11473文字
会話率:46%
お兄ちゃんの事が大・大・大好きな少女、黒原流歌’(くろはらるか)は、ある日突然、自分のやっていたゲームの船と共に見知らぬ宇宙へ放り出されてしまう!
だけど大丈夫!船はお兄ちゃんがくれた最強の船、「アドアステラ」!
『苦難を乗り越え星々へ』の
名の通り、お兄ちゃんがくれた船を守って、必ずお兄ちゃんに会って見せるんだから!
最強無敵のお兄ちゃんに会うために、流歌はカルと名を変えて、お兄ちゃんの脳内エミュレーターを起動する。
そんなブラコン男装少女が、異世界宇宙を舞う物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 12:00:00
258933文字
会話率:45%
――忘れないでください、星々の瞬きとその罪を
仲間たちが強いから、俺は強くならなくても良いし、強くなる気もない!
普通の男子高校生、田仲伊吹。
下校中の彼を襲ったのは不運な出来事!?
助けてくれたらしい少女ノジャと、強すぎる仲間たちと異
世界で大冒険!最初から、強くてニューゲームしてる仲間たちの心配はしなくて良いみたい。
「どうやったら、元の世界に帰れるんだよ! 家に返してくれ!」
この作品は、「イマジン〜私たちが共存するための100の方法〜」の準備号です。本編とは違う所もあるので、本編を読む予定がある方は頭がごちゃごちゃする可能性があります。
「イマジン」本編から30人以上のキャラが登場!?キャラがわちゃわちゃしてる小説が好きな方向けです。短期連載。
※イマジン本編の内容とは関係ありません。
※本編とキャラの設定が違う場合があります。
※本編開始までの肩慣らしです。
「イマジン」本編は、田舎者ファンタジーで、異種族恋愛モノです。たまにBL表現があります。
本編はバトル要素、グロ表現がありますが、準備号にグロ表現はありません。たぶん。
〜イマジン本編の予定のあらすじ〜
1 杏奈編
山の近くにある村に住む猫耳族の少女、杏奈。
弟の皐月、父の友人のチィランと暮らしていたが、とある出来事により、皐月と共に村を出ることになる。その時に出会った少年、アキラに着いてこられつつも、生活をするために旅をすることになる。
2 リチャイナ編
火星のとある国のとある村に住むリチャイナ。幼なじみと穏やかな日々を過ごしていたが、ある日、旅に出ていた父親から助けて欲しいという手紙が届き、父親の元へ行くことになる。幼なじみや、途中で出会った仲間たちと、旅をする中で、世界を救うために奮闘する。
3 カルメ編
とある世界のとある村に住むカルメは行方不明になった父親を探すために一人で旅に出る。その途中で出会ったみゆうと、リンと共に、頼れる仲間を集めて、世界を揺るがす敵と対峙することになる。
「イマジン」本編には、他にも主人公はいますが、主要の主人公はこの3人です。
※キャッチコピーは友人に依頼して考えてもらいました。
カクヨム、アルファポリスでも連載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 09:08:24
7013文字
会話率:48%
転生してきた魂は、僕の体で一体なにをやっていたんだろう。
召喚師の少年テオは、村がスタンピード――モンスターの大襲撃に遭い、両親を、幼馴染を、そして自分自身を殺されてしまう。が、目が覚めると自分はなにごともなく、まったく無事な村の中で
佇んでいた。帰宅すれば、両親も幼馴染もちゃんと生きている。そして村人たちも、嫌われ者であったはずの自分たち『召喚師』に対して妙に好意的。
そこへ、両親から聞かされた。自分は今まで、異世界から転生してきたという別人の魂に乗っ取られていたのだと。
そして、テオは知る。
自分が、召還(よびもど)された理由を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 02:48:54
1381338文字
会話率:39%
家族喧嘩が絶えなかったお隣さんが、急に穏やかになった。
理由を訊いてみると、その家の旦那さんが突拍子もないことを言い出した。そんなことをしていいのかと悩んだけれど、あの一家は本当に幸せそう。
けれどそんな中、幼い男の子を拾う。
お
隣さんとの話から正体を悟る涼子(りょうこ)だったが、その男の子の本質は想像とは全くかけ離れていて……
これは、捨てられた『負の感情』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 18:00:00
15882文字
会話率:44%
食べることが大好きな白永、通称シロは訳あって山で遭難し餓死してしまう。
転生し星々を見上げながら落下した先は『食事』を最も重要視している異世界。
戦闘さえフードファイトという手法が取られるその世界で、最高位である食事の神として生まれ落ちた
シロは夜の女神に自分の陣営へ加わるよう誘われた。
しかしちやほやされすぎて嫌気がさしたシロは、単身地上に広がる人間の世界へ。
身分を隠して訪れた先で『食事処デリシア』のコムギ・デリシアと出会ったシロは、そこで用心棒をしながらフードファイトを通してこの世界を見て、学んで、美味しく食べながら、思い出すことができない自分の一番の好物を探すことにする、そんな食事讃歌の物語。
◆グルメ系もぐもぐファンタジー&ほのぼの恋愛要素有り+一人称小説◆
カクヨムにも掲載中
【★】→自作イラスト収録
Copyright(C)2020-縁代まと折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 21:25:02
277896文字
会話率:34%
冴えない社畜中年サラリーマンは、幸の薄い人生を歩んでいた。
だが、今まさに電車へ飛び込もうとしていた少女を救い代わりに命を落とす。最後に意味がある死に方が出来て良かったと安堵しながら。
再び彼が目覚めたのは地球から遥かに離れた惑星で、天使の
ような種族が住まう世界だった!
もう一度地球を見たい。そして緩やかな滅亡へ進む故郷を救いたい!
これはそんな少女が星々を巡りながら雄大な銀河を旅して地球を目指す物語。
ハーメルン様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 10:54:31
633168文字
会話率:53%
広大な星々の海の中で、結局のところ真理はどこにもなかった。真理は、宙の果てで光を束ねていた。
最終更新:2024-10-02 09:00:00
28445文字
会話率:60%
戦艦それはロマンも何もない戦争の道具、それが常識。それが覆った時代、宇宙の大海原を進む一隻の船、主人公の乗るその船の名は戦艦『蒼』、軍が設立した探索班。いわゆる民間人が冒険と呼ぶ代物を軍が特殊な部隊を創設したのが探索班、主人公は探索班に所属
し星々を巡る大宇宙の探検に今出航した!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 00:00:00
802712文字
会話率:50%
魔王に対抗すべく生まれた勇者、そんな勇者のパーティーの一員として、戦闘には参加できないもののサポートとして達していた非戦闘職のヴィル(ウォルニス)は、とある洞窟の中でパーティーに裏切られ、何処か遠くの異国へと飛ばされる。
彼の辿り着いた
先には......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 00:00:00
2773028文字
会話率:31%
技術系商社のOLの神無月 結命(かんなづき ゆめ)はとある昼下がり、管理者と自称するものにこの世界の危機を救ってほしいという依頼を受ける。てっきり剣と魔法の世界だと思ったユメは色々なチートをもらいつつも快諾してしまう。
ところが、ユメが目覚
めるとそこは宇宙船の中。
「異世界がSFだなんて聞いてない!」との叫びを上げるが後の祭り。
旧巨大星間帝国の遺産を引き継ぎ、超兵器も自由に使える提督に就任する。
旅の先に待っているのは、個性豊かな種族と異星人。そして多彩な天文現象。
仲間と出会い、チートを使いながらも、たまに困難に巻き込まれ、仲間と協力して、時には不思議な能力を身に着け、星々を旅しながら星間帝国の謎に迫っていく。
ユメと愉快な仲間たちの冒険スタートです。
【注意事項】
この物語に登場する人は物語上亡くなることもありますが、直接的な残酷描写やグロテスクな表現は極力使いません。また、心理的圧迫が想定される場合はタイトル下部に警告を表示します。
SF要素が含まれていますが、用語がわからなくても物語を読むのに問題は出ない範囲に配慮しています。
どうぞ、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 18:41:01
493921文字
会話率:59%
無限で謎めいた宇宙の中、セナは理解を超えた力を持つ存在で、永遠に彷徨っている。彼の存在はビッグバンよりも前にさかのぼり、何千年もの間、星々を旅し続けているが、孤独な存在にされ続けている。彼が出会うすべての文明によって拒絶され、その恐怖のオー
ラと時空の歪みが恐れと疑念を引き起こしている。
星々を渡り歩きながら、セナは受け入れられる場所を必死に探し続けている。その希望が次第に薄れる中、恐怖に満ちた文明の祈りが至高の神々に届く。これを圧倒的な脅威と見なしたこれらの天の存在たちは介入を決定する。
しかし、それは彼にとってあまりにも過酷で、彼は野望を脇に置き、自ら創り出した次元に孤立することを決意する。その深淵の奥で、彼は最悪の方法でリブラという剣を創り出し、そのエネルギーを封じ込めることで次元が崩壊するのを防いだ。
そしてある日、彼は何かがうまくいっていないと感じ、彼の剣が次元から消えたことに気づく。そこで、彼は「マスター」と呼んでくる若い少女と出会う。
彼女のそばに留まろうと決心し、彼女を傷つけたくない彼は、彼女に自分が達成できなかったことを成し遂げさせるアイデアを思いつく。それは受け入れられることだ。こうして彼らの旅が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 18:04:35
52502文字
会話率:27%
私の名は、アリスダリア尊。
この宇宙の創始者の彼女(娘)として、
私たちが種をまいて文明の発達した星々の
善良な生物たちからは、銀河を守るゴッズ・プリンセス
などと呼ばれ、敬われてきたわ。
・・・というのは遠い昔の話。
今ではこの宇
宙における、
魔族、霊族、幻獣族、異次元族、宇宙怪獣などが
勝手に湧いてきて、悪さするものは消していって、
結局、多くの勢力から恐れられ、
「ゴッズ・ブレイカー」って呼ばれているわ。
何故、デモンズブレイカーとか
ビーストブレイカーって呼んでくれないの?
訳あって、このジ・アース(地球)やその月に住んで、100年余り・・・
人間同士の戦争の時も、人には出来るだけ接しないようにして
助けてきたつもりだけど。
この星の創始者である叔母様の頼みで、一人娘のマリアを
70年余り面倒をみてきたけど、
今回のお願いは、3年間だけ第一魔霊法大学に行けってことなの。
調べてほしい案件があるとかで、
私でなくてもよくない?って思ったけど。
私は、あまり目立ちたくないからって愚図ると、
辺境の中小企業の経営者の娘ってことで、
目立たないようにするとおっしゃって。
叔母様は身分と名前を用意して下さった。
「楽しんでいらっしゃい。」とおっしゃられたわ。
いえ、もう充分 楽しんでますけど。
この学校を調べると、生徒には上流な家柄は勿論のこと、
頭脳も半数以上の子が、量子伝脳化(量子化手術)
してて、それぞれが特性を持った魔法や霊法を使う子たち。
ほとんどは、親が大企業の役員だったり、
系列企業の社長だったり、
国や地方の権力者だったり、
天下り特殊法人の理事だったり、
親と一緒で、一癖あってプライドの高い子たちばかり。
けれど全然、気にしないし、ならないわ。
逆に面白そうって思って、引き受けたの。
この星の人族は私を畏怖や恐怖の目で見ないし、
心根はみんな善良。本当に大好き。
この星に来て、すごく伸び伸び出来るし、気持ちが楽なの。
けれど、そうも言っていられない事件が起きてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 17:04:22
118579文字
会話率:13%
とある宇宙の王であったシンは、その宇宙の崩壊を切っ掛けに王座を失った。
彼は何を想い、何を得て、何を理想とするのか。
このお話は多くを失った男が紡ぐ旅物語。
最終更新:2024-09-26 09:52:51
33088文字
会話率:44%
宇宙には多数の地球が存在する。科学、魔法、進化、それぞれの発展した文明は違えど、人々は自分の故郷を延命させる為、星々の侵略を開始していた。
新天地の地球、その名も『モンスター』。侵略者同士の戦争を回避する方法は別の星を侵略するしかない。
よって侵略者達は同盟を結んで『モンスター』を資源場として狩ることになる。
その地に住んでいる俺こと少年センナノは働き口を得る為に冒険者育成学園『紅花』に入学した。しかし、階級差クラスの内、運悪くも落ちこぼれで最低のEクラスへと入れられることになる。
大魔法使いの才女グリクリア、無駄に馴れ馴れしいユーマ、失敗者アタラと傍観者セユ、王道から邪道に落ちた四天王……。このクラスには問題児ばかり!
今のままでは俺達に明るい未来はない。最初に目指すは最高峰の逸材の揃うAクラスの打倒のみ。
俺の二つ名『ストロンゲスト』に誓ってお前達を導いてやるぜー!
終と始シリーズ【18】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 16:19:57
12218文字
会話率:42%
名前が『星』という漢字1文字のセイとショウ。そんな2人が営む『ほしのまよい』というご飯屋さん兼相談所の話。
人物紹介
見方・名前(読み方)(呼び名)
・佐和田星(さわだせい)(セイ)
・白木星(しらきしょう)(ショウ)
最終更新:2024-09-24 13:00:00
12488文字
会話率:80%
秋になり近づいて来る高校生のイベントの中でも大きなもの二つ。それに頭を悩ませる主人公だったが、家族での楽しかった思い出の数々が方向性を示してくれた。
主人公が文化祭で行ったのはまさに小さい頃に目の当たりにした光景の再現で――。
色
々な人に手伝ってもらいながらも成し遂げた成果。そしてずっと心に残っている思い出と共に、成長した主人公は色々な風景を残すための冒険へと出ていく。
※あまりにもな感想・レビュー等は削除させていただきます。
※この作品は、自己自主企画『24秋企画 この秋冒険へ出よう!!』への出展作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 16:53:40
4529文字
会話率:61%
――落ちた星。
砕けた欠片より生まれ落ちた――〝最悪の竜〟
異常事態、驚天動地、狂瀾怒濤。
人類種最大の危機、全てを喰らい尽くす七匹の厄竜は深き眠りから目覚める。
天樹を宿す〝愚者〟は厄災を越えるため、その力を振るう。
逆望
の願い――最悪へ覆る現実――砕け散る理想。
燦々と輝く星々の架ける天、数多の結末を持って彼の者は歩む。
――星は三千世界を知らず、救いの手を伸ばし続けた。
残った天は三千世界の夢を見る。
愚者は壊れた理想/願望を果たす為、朽ち果て崩壊へ向かう己を抱いて歩を進める。
決して折れぬ〝鉄心〟――裁定の〝秤〟。
運命に根付く天樹の縁、選択者に成れぬ愚かな当事者。
でも、それでも――――その手を伸ばし続ける。
これは――
〝顕現する竜を殺す〟物語――
概要――
投稿日は一日一話、あるいはまちまち。
誤字脱字の方がありましたら、コメントの方で教えて頂ければ幸いです。
この作品は「アルファポリス」様、「カクヨム」様でも公開しています。他にも「世界の修正者は世界を守らない」という作品も書いているので、お暇があればそちらもぜひ見て頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 18:00:00
93280文字
会話率:31%
ル・バニア皇国。
はるか昔、魔法がこの世界を支配していた頃。
聖女と勇者によって450年前に建国され建国から僅か数年で急速に勢力を広げた大国の名である。
豊富な魔法資源と優秀な魔法師を多数擁し、魔法を中心とした優れたインフラと政治体制を構築
したことで栄華を極めた。
しかし、その栄華の根源はある日を境に衰退を始めた。
そのことは、それまで代替手段としてしか見られていなかった『錬金科学』を揺らぐことのない地位まで押し上げることになる。
ある令嬢の多大な功績によって、魔法は錬金科学にその地位を奪われた。
以降、魔法は急激に衰退の一途を辿ってゆく。
数百年の月日が流れ、魔法の技術は人類から完全に失われることとなったのだった。
今やその栄光に満ちた残滓(残りカス)は各地に点在する故国ゆかりの朽ちかけた遺構と魔法師が残した歴史的価値以外はなんの役にも立たない古ぼけた魔法書のみとなった。
そう、とっくの昔に魔法は衰退したのよ。
今は科学全盛の時代、魔法はおとぎ話の中の話であって、本当に使える人間は誰一人として残っていないわ。
それも全ては、あの女のせいで。
栄華を誇る皇国には一人の才女が居た。
その才女の名はアルスリンデ。
アルスリンデはル・バニア皇国の貴族、セルグート公爵家の長女である。
生まれながらにして比類なき非常に高い知性と優れた身体能力。
多くの優秀な魔法師を擁した皇国内でも歴代最強と言われるほどの魔法適性と尽きることのない無尽蔵な魔力量を持ち合わせていたその才女は、建国の祖となった聖女に並ぶほどと言われていた。
そして、まるで一流の職人によって作られたビスクドールかのような気品溢れる完ぺきな容姿、上品に泡立てたクリームがたっぷり入ったミルクティーのような白く滑らかな肌。
形の良い特徴的な瞳は覗き込めば吸い込まれてしまいそうな、深い海の底のを思わせる碧眼。
つややかなサクラ色のリップから発せられる玲瓏たる声は美しい鳥のさえずりでさえ霞んでしまう。
癖のない長い黒髪は光を受け艶やかに輝き、その様は漆黒の空に散りばめられた星々のように輝いていた。
皇国の公爵令嬢、アルスリンデ=セルグートはその才覚と容姿から「碧眼の才女」と呼ばれていたのだ。
そして、私は「碧眼の才女」を壊すの。
これは、その故国の才女(チート)公爵令嬢アルスリンデの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 22:36:10
4085文字
会話率:6%
ある日、私達の世界に夜が消失した。
常に太陽が私たちの世界を明るく照らし星空を見ることは無くなった。
そして空から飛来してきた『ホシ』と呼ばれる異形は私達の住む世界を襲撃してきたのだ。
『我々はソラからの使者。ヨルは我々がいただいた
』
これは私達の足掻き挫き、そして大切な世界を奪い返す物語だ。
*この作品は『星空を見上げれば〜私達は星々の夢を見る〜』の連載版です。
本作品はカクヨム様にも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 09:14:37
159893文字
会話率:46%
⦅少女は戦う、奪われた『夜』を取り戻すために⦆
ある日、私たちの世界に夜が消失した。
常に太陽が私たちの世界を明るく照らし星空を見ることは無くなった。
それと同時にホシと呼ばれる異形の怪物が空から現れた。ホシはアメリカの街を破壊し
尽くすとこの地球の全ての人間に向けてこう言った。
『我々はソラからの使者。ヨルは我々がいただいた』
この危機に人類は『天門台』と呼ばれる組織を構築。ホシに対抗する力を持った少女達をかき集めホシに対抗するのだった。
これは少女達がホシ達から夜を取り戻す物語だ。
登場人物
イブキ
本作の主人公。長い黒髪のポニーテールが特徴の15歳の少女。
過去にとあるホシに両親を殺されて以降ホシに対して並々ならぬ憎しみを持っている。
戦闘では高い身体能力を活かした機敏な動きで戦う。
趣味はスイーツ巡り。苦手な食べ物はピーマン。
ハト
イブキと同い年の親友でありイタズラ好きな幼馴染。小さな体躯に桜色の短い髪が特徴。
幼い頃からイブキといつも一緒に過ごしており、その心を通わせ合う姿はただの親友を遥かに超えておりイブキの心の支えになっている。
戦闘では罠を使って敵を追い詰める戦法を好む。
趣味は料理とイブキへのイタズラ。ピーマンをこっそり食べさせるのが最近のトレンド。
メイア
色々大きな17歳の女の子。
組織の中でもかなりの古株で、のほほんとした性格と母性を感じる仕草からみんなから慕われ頼られている先輩。
主に後方支援を担当しており、その能力によって仲間をサポートする。
胸が大きくなって戦闘服が着づらくなってきたのが最近の悩み。
ホシ
突如空から現れた星型の形をした異形の存在。
『我々はソラからの使者』という理念の下、地球を侵略しようとしている。
様々な個体が存在しており個体によって強さや知能が異なっており、上位の個体は人間の言葉を喋ったりする。
※カクヨム様にも同作品を投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 18:00:00
28175文字
会話率:39%
『黒き叛竜の輪廻戦乱』から時は遡り1995年――涼宮凪沙と錦野蒼乃は、学園惑星ソロモンにある地球防衛組織ネフティスの養成学校に通っていた。
そんなある日の事、二人は偶然迷子らしき少年を発見する。そこで二人の担任であるミスリア先生に事
情を説明したところ、その少年は『星の声を詠む力』を持っているらしく、少年が死ねばいずれ今在る星々は徐々に廃れていくと告げられた。
そこでネフティス配属までの間少年の保護を命じられた二人は、少年の保護と学生生活の両立を何とかこなすが、そこに突如『黒神』を名乗る男がその少年及び学生鏖殺をするべく現れて……
後に、死の宿命に抗う叛逆者と運命に呪われたまま堕ちていく悪魔へとそれぞれ変貌する『最強タッグ』の凪沙と蒼乃。運命の糸に操られ、決別していく二人が彩った、甘酸っぱくは懐かしい――たった一つの青春が今描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 22:39:44
3946文字
会話率:43%