これは、2019年をスタートとして日本の行方を占った小説です。冒頭に北朝鮮の核と韓国との問題の当面の決着が描かれますし、その後の世界の様相が示されます。でも主題は日本の財政再建ですから、『令和の所得倍増計画』なるものが出てきて、その一つのメ
ニューがアフリカ東岸の日本自治区の建設が入ってきます。
ちなみに、日本国政府の借金は1010兆円あり、GDP550兆円の約2倍でやばいと言いますね。でも所有している金融性の資産(固定資産控除)を除くとその借金は560兆円です。また、日本国の子会社である日銀が460兆円の国債、すなわち日本政府の借金を背負っています。まあ、言ってみれば奥さんに借りているようなもので、その国債の利子は結局日本政府に返ってきます。え、それなら別にやばくないじゃん、と思うでしょう。でもやっぱりやばいのよね。政府の予算(2018年度)では98兆円の予算のうち収入は64兆円たらずで、34兆円がまた借金なのです。だから、今はあまりやばくないけど、このままいけばドボンになると思うな。この物語は、このドツボに嵌まったような日本の財政をどうするか、様々な人々の努力によって解決できる道筋を中身のない頭で考えてみたものです。だから、異世界も超能力も出てきませんし、超天才も出現しません。でも、今話題の問題が近未来にどうなるか、私なりに書いてみますし、ある意味奇想天外のアイデアも出てきます。物語は全体として、ボジティブなものにするつもりですので、楽しんで頂ければ幸いです。
テリトリーを近未来の歴史ということで歴史に替えます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 13:00:00
204705文字
会話率:21%
ハヤトは15歳で異世界に召喚され、魔王を滅ぼし7年後に現在日本に帰ってきた。地球は、異世界に比べマナが低く、魔法は使い辛いが、魔力を操れる彼の身体能力は超人だ。また、探査能力と限定的でも念動力や熱魔法は弾道ミサイルだって撃ち落とせるし、眠っ
ている資源だって探せる。
それにハヤトは人に魔力を操れるように『処方』ができる。そして、処方した人は、身体強化が可能になり、何と知力が増大するのだよ。そのハヤトのいる日本は、北朝鮮のミサイルを撃墜し、中国と尖閣戦争を戦い、急速な技術革新成し遂げる中で、産業基盤を変革して、高度経済成長を遂げます。そんな物語を書いてみました。書籍化の話があって、進んではいますが、早く本ができればいいなと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-18 05:00:00
1021944文字
会話率:22%
大陸から徳化*された日本は分断され、東日本は「日本自治区」となった。
日本は主権を放棄したことにより、戦争の無い無血状態でその姿を変えた。
それは、左を見る人たちが望み、長年待ち焦がれていた未来だったのだろう。
右を見た人たちには、それは地
獄の敗北だったに違いない。
その時代を生きた主人公たちの人生を垣間見てみよう。
これは、現在よりもほんの少し先の未来で起きるかもしれない物語。
しかし現在でも、その未来を垣間見ることは出来る。
そう、遠くを見つめるだけで、何時でもそれは覗くことが出来るだろう。
参考文献
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 チベットハウス・ジャパン
http://www.tibethouse.jp/
*「徳治主義」(2019年2月21日 (木) 05:20 UTC版)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E6%B2%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-22 19:08:53
32378文字
会話率:19%
西暦2070年、世界の人口は百億人を超え深刻な資源不足に陥ろうとしていた。
その折、「劣等人種の淘汰」を掲げる国際テロ組織が世界中で虐殺を繰り返し、甚大な被害が出ていた。事態を重く見た国連は国連加盟国の協力を得て国連軍を編成。15年もの歳月
を経てこれを鎮圧したが、各地が焦土と化し世界人口も二十億人にまで激減してしまう。これを機に、人類は国連を中心とした「統一国家計画」を立ち上げ、結束を約束した。しかし、統一国家の創設を良く思わない一派も存在していた。ましてや、宗教や思想の異なる世界各地の人間を纏め上げるなど、夢物語に過ぎないという意見もあった。
西暦2100年、旧ヨーロッパ方面各地で大規模軍事クーデターが発生。現地の国連統合軍が鎮圧を試みるも失敗し、国連本部に救援を求めた。しかし先の対テロ戦争で戦力を大きく損耗させた国連統合軍は、国連軍単独での鎮圧は困難と判断し、民間軍事会社「スカーセキュリティサービス(3S)」に協力を要請、中国自治区まで勢力を伸ばしたクーデター勢力に対し日本自治区での部隊編成を実施。開戦は時間の問題と考えられていた。
一方で、長期に及んだ戦乱によって科学・軍事技術は目覚しい発展を遂げる。特に航空機の高性能化は著しく、戦場の主役は航空戦力へと次第に移行していく。先の大戦で多くのパイロットを失ったこともあり、各自地区で戦闘機パイロットの育成、確保が急務とされていった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-07 22:40:26
598文字
会話率:0%