この世のあらゆるものについて、「味」を感じることが出来る少年:北海未来。
高校二年生の五月の初日、持ち前の「味覚」で、電車を待つ間いつも世間話をしている親友の父親の記憶が抹消されていることに気づく。その親友に父親の記憶を問えば、自分の親
はシングルマザーで、北海家から経済的支援を受けていたと話し、あろうことか自分を「兄」と慕う始末。ショックを受けた主人公は、彼女の父の存在が消えてしまったかのように思えるこの事象について、それとなく調べ始めるが・・・。
本格異能系ミステリーを目指します。
※注! 料理小説じゃないよ!
2019/1/21より、カクヨムにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 16:42:19
80562文字
会話率:36%