異世界でラジオを始めよう。
ラジオという文化のない世界にて、主人公やスタッフ、そしてリスナー達が作る手作りのラジオ。
最終更新:2022-07-19 11:25:34
1202文字
会話率:19%
貧乏男爵令嬢アカリアはある日、前世を思い出した。
金魚すくい大会の帰りに車に轢かれた記憶が蘇ると同時に、自分の傍に漂う存在に気づく。
この世界には存在しないはずの――金魚に。
「私の『スキル』って金魚出すだけ!?なにこれ金魚の呪い!?」
これは「きんぎょ創造」の『スキル』を与えられた少女が、魚を鑑賞する文化のない世界に金魚を広めて貧乏脱出しようと奮闘する物語である。
主人公がきんぎょと一緒に頑張るだけのふんわり設定異世界きんぎょファンタジーです。
※カクヨムにて完結しています。アルファポリスにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 08:19:57
103646文字
会話率:43%
人々は自分たちが生きている舞台を世界と呼んだ。世界は限りなく人工的だった。そこには国家も宗教も家庭もない。いかなる組織も存在できず、生や死、そして愛までもコンピューターシステムにコントロールされていた。全ての人々は、根無し草の放浪者として
、システムに指示された場所へ行って働き、指示された宿で眠り、指示された相手と子どもを作る。生まれた子供は親の顔を知ることなく、施設で育てられ、やがて独り立ちをする。
それでも人々は、悩みも不満なく過ごしていた。自由がない代わりに、すべての被支配層は平等だった。だったと過去形を使ったのは、完璧と思われたそのシステムに異変が生じたからだ。システムは危機に対応するため一人の冒険者を選び出した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-31 17:06:04
213842文字
会話率:35%
貧乏女子大学生の和希。
肉好きの彼女は、スーパーで和牛肉の値札を睨みつけていた。
「高い、高すぎる! どうして牛肉はこんなに高いのー!?」
そう叫んだ途端、何故か異世界トリップ。
しかも、そこは畜産文化のない世界。たまに冒険者が偶然遭遇し
た豚や鶏の肉を売るけれど、魔物退治のおまけみたいやものだから、数が少なく、値段は高い。当然、動物から取れるミルクも市場にもない。
なんていうこと!
お肉さまもミルクやチーズも気軽に味わえないなんて!
私、この世界で、牧場をやって、みんなに肉と乳製品の良さを伝えます!
(アルファポリスでも連載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-08 00:00:00
7903文字
会話率:23%