王妃アイリーンは「花の盛りは過ぎた」と突然の離縁を告げられる。息子と娘を育て上げ、妻としての務めを果たし終えた彼女は、故国エルダーフラウ王国に戻る。そこで再会したのは、若い頃に魔術師になる道を諦めさせた金髪の魔術師だった。
「あの時はごめ
ん。……苦労したんだってね、あっちで」
「終わった話だわ。謝罪もいらない。魔術を教えて。今なら、魔術をならってもぶってくる父も家庭教師もいないから。ね?」
自由の身になったアイリーンは趣味として魔術を学び始め、同好の士と交流を深めたり、自由で穏やかな余生をいきいきと過ごす。
魔術の腕が上がるにつれ彼女の体は若返り、『魔術師』の素質が現れることに。そして次第に金髪の魔術師が、かつて彼女に夢を諦めさせた真意にも気付いていき――
人生の終わりと思えた離縁から、新たな人生が始まる物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 12:27:32
10742文字
会話率:31%
『あたしにラブコメを教えて。ねえ、ラノベ主人公くん?』
クラスメイトの川越 朝(かわごえ あさ)は、俺の働いている本屋のラノベコーナーに佇んでいた。
最近よく来るな、と思ったのも束の間、彼女は突然棚からラノベを取り出して、破こうとし始める。
『ちょっと、お客様!?』
『離してよ! あたしの本をあたしがどうしようと勝手でしょ!?』
川越朝は、デビュー間もなく打ち切りが決まった現役女子高生ラノベ作家、富士見 夜(ふじみ よる)だったらしい。
翌日、彼女は俺の何かを見込んでこんなことを頼んでくる。
「ねえ、柳瀬 岩太(やなせ がんた)くん。あたしにラブコメを教えてくれない?」
売れない現役女子高生ラノベ作家(偏屈で頑固でめんどくさい)と、特にとりえもないどこにでもいる男子(無気力でやれやれ系でいかにもラノベ主人公)との、ラブコメに発展するのか分からない、謎の協力関係青春コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 23:00:00
57753文字
会話率:60%
恨みの応酬が幸せを呼ぶはずがないよ
最終更新:2022-07-09 22:50:48
439文字
会話率:0%
青く光る水底の向こう、海に突き落されて死んだはずの平塚風音は、平安時代のような世界に転生をする。
そこに現れた肚の読めない笑い方をする青年曰く、そこは風音が生きていた時代から数千年経った地球なのだと。
「貴方にはこれから、僕たちの言う事
を聞いてもらいます」
「最後に一つだけ教えて。この世界での私は誰?」
これは生きたくないと願った少女の、二回目の人生の物語。
カクヨムにも転載しております!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 22:59:13
22352文字
会話率:34%
「ゲラゲラコンテスト4」の企画に則った、お笑いネタ、3作目。男2人のゆるい会話。コックリさんコックリさん、好きな人を教えて。刻一刻と告白の時は迫る……。
最終更新:2022-04-03 18:31:37
1308文字
会話率:100%
ネモフィラ・ストラーダは思い出した。かつて自分は日本という国で生きており、小説家を目指すOLだったことを。
しかし今はなんと、剣と魔法のファンタジーな世界のお姫さま。数ある異世界転生の中でもずば抜けの勝ち組転生。
やったわ! と歓喜
の叫びが牢屋に響き渡る。そう、お姫さまといえば牢屋。あるのはベッドと机とチラシとペンだけ!
……誰か、教えて。今時、魔王にさらわれる姫とかありなの?
※『カクヨム』でも公開中です。完結まで毎日午後六時に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 18:00:00
135271文字
会話率:54%
とある男が乙女ゲームの悪役令嬢に転生したが・・・
なんだろうね? 恋愛じゃないんだ。ただ、こう言うのがあってもいいんじゃね? で書いたんだ。評価感想は読み手に任せる。
今んとこ興味ないから続きは書かないけど、気が向いたら書こうと思ってい
ることを書いておく。
一応、保険でR15。よろ。ダメそうなら教えて。
BY 作者折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 22:33:08
8356文字
会話率:18%
――――教えて、教えて。僕の中に誰かいるの?
12歳になったナユタは、ユーリから学校に通ってみないかと勧められる。
果たしてナユタは、クラスの人気者になれるのだろうか。それとも…………?
最終更新:2021-07-30 21:42:10
28401文字
会話率:41%
その少女は、傾国。
人を狂わせ、心を奪い取り、体を操る。
多くの人が、すべてを奪われ、委ねた。
彼女は人だけではなく国すら狂わせた。
教えて。
アイの
カタチを、オシエテ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
依存系メンヘラ主人公が百合ハーレムを築くお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 23:03:23
689901文字
会話率:37%
これは、僕と君の七日間の物語。
僕は君を救うために、君の前に現れたんだよ。
君の本当の気持ち、教えて。我慢しなくていいんだよ。
辛い時は、僕が君の望む世界に連れていくからさ。
SNSいじめにあっている、“君” と、君を救いに来た ”僕”
のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 20:33:04
1460文字
会話率:7%
「俺、『埋めたいもの』があるんだよね」
ーーー冷たくなった身体を触っても、死んでしまったなんて信じない。生きているときから、彼は本当に冷たかったんだから。
志半ばで自殺した、小学校からの親友、伊吹。松永星羅には、誰にも言えなかった彼と
の秘密があった。それは恋愛にしてはあまりに微かで、初恋と呼ぶにはあまりに哀しいけれど、伊吹くん、あの夜のキスの意味を私に教えて。
※この作品はエブリスタにも掲載しています。妄想コンテスト『冷たいあの人』応募作です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-18 17:45:06
8233文字
会話率:28%
アンジュ王子は、若干十八歳の男児ながら、自らをより美しく魅せる方法を熟知している。
王国の苛烈な王位継承権争いにおいても、他の王子達が権力や、巧妙な策略を武器に争う一方、
彼だけは美貌を武器に、その王国の王位継承権二位を勝ち取っている
。
なんと王妃である義母と定期的に密会し、魅了して味方に付けた。その上、王宮中のメイド達を籠絡して王宮中の情報を得ている。
『男娼の王子』と他の王子に冷笑されようと、アンジュは意に介さない。
『僕は、どんな手を使ってでも国王になります』
そう誓っている。
皇子は二十人いる。娼婦上がりの妾の母から生まれ、何の後ろ盾も持たないアンジュがその中で国王になるには、手段を選ぶ余裕はなかった。
だから、アンジュにとっては今から行おうとしている行為も、駒の一つを育成する作業に他ならない。
至って手順通り。そのはずであったが…?!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「君の行動が気になって、気づけば目で追ってしまうし。知りたいんだ、君が一体何を考えてるのか」
「で、殿下…?!!!! 一介のメイドの私が、何を考えているかですって?!」
「そうだよ、君のことを、たくさん教えて。兄弟や、家族の話なんかも」
アンジュは、新緑色に輝く瞳を新米メイドに向けた。日の光を纏い、天使のように微笑みかける。
しかし、新米メイド・ドルチェは、その天使の微笑みを見るや、わなわなと震えだす。
(どうしたのかな?僕に迫られて、照れているのか?)
「……それだけは、家族の話だけは勘弁してくれませんか? この首でしたら、もう…観念して差し出しますので」
ドルチェは絶望した瞳をゆっくり閉じ、目を瞑って首を差し出すのである。
「はぁ?!何だって?!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 18:47:13
6449文字
会話率:36%
僕の心が見えてるのなら、
誰にも秘密でそっと教えて。
最終更新:2019-09-14 02:00:00
200文字
会話率:0%
【リアルの素晴らしさを教えて】を二万文字以内に入るように改良(?)しました
四万文字ver.とも選択肢ver.とも違うエンドになっているので、是非見ていってくださると嬉しいです☺︎
スピード更新( *˙ω˙*)و
最終更新:2019-09-02 23:09:15
14776文字
会話率:34%
小中学校、高校生と男子に縁が無かった主人公、ゆきが久しぶりに会った小中学校同じだったあの人に話しかけられて。
最終更新:2019-02-14 12:00:00
16775文字
会話率:59%
■【童話/SFっぽいけどファンタジー/短編】■ようこそ少女。存分に楽しんでくれたまえ――リアル脱出ゲームを開発した男がいた。ジョン、彼は少女をさらってゲームのテストを行った。私って何? 誰か教えて。ゲームの目的はこの世界から脱出し帰宅するこ
と。そのヒントは多くある。謎を解き、24時間以内に脱出できなければ――不思議の国の逆さ森◇小説家になろう『冬の童話祭2019』企画参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-18 06:57:30
12446文字
会話率:42%
「浴槽には人魚になった彼女がいる」
もう泣かせないから。僕が守るから。
「ずっと好きだよ」
最後に想ったのは、あなたのこと。
「わたしは最低な人間でした」
上手な失敗の仕方を教えて。
「誰も報われない恋だったんだ」
どうすれば良かった
んですか。
全9話です。1話ごとに視点が変わります。
人魚っていいよね。夢が詰まってる(?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-21 23:45:24
19223文字
会話率:31%
深月の祖父の書斎へ繋がる扉は、似て非なる書斎へと繋がる扉でもある。
そこにいるのは、人ならざるモノ。人の物語を喰らう存在。
ここにある本は全て、彼が喰らった物語。
「教えて。君の恋物語を」
ああ。残酷なヒト。彼が物語を喰らえば深月の恋は色あ
せる。
泣きたいような気分で、深月は語る。
深月の物語を。青年への恋物語を。
全四話で完結。
秋月忍さま主催の『夜語り』企画、参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-21 20:03:40
14963文字
会話率:19%
弥生、教えて。神に死ねと言われていない人が、どうして死のうとするの?
※2017年度前期さらし文学賞投稿作品
最終更新:2018-09-28 22:08:34
6528文字
会話率:50%
あらゆるところに存在している「境界線」。
スマホが普及したことにより、一部分の「境界線」は取り除かれたように見えたが、そんなことはなかった。
さらに濃厚になった「境界線」に、新しい闇が広がっている。
最終更新:2018-06-16 18:10:09
2824文字
会話率:20%